あけましておめでとうございます。
今年も拙いながら、根付の魅力を少しでもお伝えできたらと思い、ゆるゆると続けていきます。
さて、今年は午年。
新年最初の作品として、立志斎寛玉の「いななき」をご紹介します。
古今東西、馬を題材にした根付は数多く作られてきましたが、僕の中で「馬といえば」と問われれば、やはり寛玉の名が真っ先に浮かびます。
根付師・立志斎寛玉は、筋金入りの馬好きとして知られ、競馬場の近くに住んでしまうほどの“馬大好き人間”。
馬に限らず、他の作品も素晴らしく、オークションでも高値が付くほどの腕前です。僕自身もファンで、いくつか別の図柄を持っています。
今回は、この寛玉の馬に、江戸時代の印籠を合わせてみました。
選んだのは、将軍家お抱え蒔絵師・梶川の「群馬図印籠」。
――無難に馬尽くしです(笑)
しかし、現代根付と江戸時代の印籠を組み合わせてみると、思っていた以上にしっくり馴染み、時代を超えた“馬のコラボ”が完成しました。
今年もまた、心に響く良い作品に出会えますように。
そんな願いを込めて、午年のスタートです。



