寺社彫刻~鷲野谷香取神社♪♪~ | 根付道<Netsuke Road>

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 手賀沼の近く、低い丘陵地帯の一角にある神社です。この手賀沼周辺には、いくつもの寺社彫刻が点在しているので、廻った際に見比べると楽しくなる地域です。社殿は、しっかりとした覆屋と金網、ブロック塀で守られているため鑑賞は正面からのみとなります。

 

 

 まず、目が向くのは向拝柱に巻き付く昇龍と降龍です。シャープな顔立ち、胴体の鱗、手に持つ宝珠と出来が良い造りとなっています。欄干下の二十四孝も面白く、郭巨・楊香・王祥の3つがありました。中でも、王祥は珍しいので印象に残る二十四孝です。継母のために、真冬の河氷を自らの体温で溶かす漁方で魚を獲た王祥は、体温が40度超えていたのかもしれません。凄すぎる親孝行です。😅

 

 

 他にも波兎や虎・獅子・麒麟・亀の動物ものも良い感じです。特に虎は、円山応挙の虎の雰囲気がありとても良い感じがしました。

 

 

 残念なのは、細い金網とブロック塀のため、胴羽目彫刻は鑑賞しづらいこと。斜め横程度しか写真にも撮るとは出来ず断念しました。

 

 

 全体的に、彫刻のレベルも高く満足できた社殿でした。覆屋がしっかりとしてるので、今後も長く残りそうな寺社彫刻です。後世のために、頑張って欲しいものです。😀