川で溺れている人を助ける親子虎、、、に見えますが、そうではありません。
(≧∇≦)ぶぁっはっはっ!!
Sotheby'sの浮世絵オークションに出品されていた3枚セットの浮世絵、歌川国芳の「和藤内群虎討取図」です。落札価格は、2520ポンドですので約40万円程でしょうか。
一見すると虎退治で有名な加藤清正を描いたものと見えますが、中央の武士は国性爺合戦の主人公である和藤内です。
当時、人気だった国性爺合戦の物語で、虎退治で有名な加藤清正公に主人公を模して描いた作品と言われているそうです。歌舞伎でも、国性爺合戦の中で虎退治する場面があるので、相当庶民には親しまれていたようです。
現代の歌舞伎だと、虎がディズニーみたいで笑えますね。(*^m^*) ぷぷ
左側の虎、頭を咥えていない方を良くみると、柄が違っています。
頭を咥えている方が一般的な虎文様、もう片方は豹柄です。これは、江戸時代には豹は虎の雌であるといった定説から描かれたものでしょう。
人狩りに、一頭だけ参加するとは気の強い女王様なのかな?(^◇^;) 我が家の猫達と比べると、文様がとても似ているような気がして面白いかなー。♬♩♫♪☻(●´∀`●)☺♪♫♩♬