(桜井英之氏作)
(ミッシェル・ビーチ作)
オーストリアのZACKEで開催された根付オークションですが、江戸時代の根付以外にも現代根付も出ていました。
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現代根付は、古典根付と比べるとオークションに出る数は圧倒的に少ないのには理由があります。
古典根付のコレクターを10とすると現代根付のコレクターは1くらいなのです。実際はもっといるかもしれませんが、オークションで購入する層となるとこんなもんです。
日本では、現代根付を収集する人はデパートで買うのが一般的で、オークションで買う人はごくまれでしょう。作品が好きというよりも、作家が好きとか、接待が好きとか、とにかくチヤホヤされるのが好きという購入層も存在しています。さらに作品の実力以外の経費が上乗せされる分、価格は上がります。古物市場に出たときには、ほとんどの現代根付作品は下落します。
とはいえ、100年経てば現代もアンティークです。すでに現代根付の市場が確立されて半世紀は経ていますので、きちんとした評価額で落札される品もたくさんあります。
今回は、桜井英之氏やミッシェルビーチの作品が売れていました。
現代でも良い作品は評価されて、高値で取引されています。
僕も現代根付を収集していますが、古典にない技巧や図柄で素晴らしい作品が沢山あって楽しんでいます。
これからも、日本の根付はずっと続いてほしいものです。


