雪里とおかまち から Sence of Wonder <from snow country TOKAMACHI city> -8ページ目

雪里とおかまち から Sence of Wonder <from snow country TOKAMACHI city>

雪里十日町市から、ちょっとした感動や気づきを綴ります

 大地の芸術祭2012が、あと明日1日を残して閉幕となります。

 今日は、新しい作品で見ていないところを数か所回って来ました。いよいよ閉幕となるためか、県外のお客さんがまだまだたくさん訪れています。今回の芸術祭は、地元では報道されていますが、やはりお客さんがだいぶ多くなっています。週末はもちろん、平日でもお客さんが多いなあと感じました。そしてこの暑さ。もう彼岸だというのに、我が家の温度計は35度を指していました。大地の芸術祭の特徴は、この暑さを抜きには語れないのですが、今年は本当に暑い芸術祭となりました。

 作品めぐりをしていて、リピーターの多さも感じました。「2000年から毎年ずっと来ています」「毎年芸術祭を楽しみにしてるんです」といった会話が、あちこちでよく聞かれました。10年をかけて、賛否両論ある中続けてきたことが、ブランド的にようやく定着した、そう感じます。そして、ある程度定着しつつあるからこそ、これからどう展開していくのかが、いつものことながらの課題といえます。

 冬に製作した作品のようすを展示したものもありましたが、豪雪地ならではのこの地域の冬も、ぜひ今回訪れた人には体験してもらいたいと思います。「今年の梅雨と夏は雨の量が少ないので、大雪が降る」という予想をしている市民(私もその一人)がいますが、夏とは全く違う妻有の風景を見てもらいたいですね。


 稲穂が実った田んぼでは稲刈りが始まりました。暑いとはいえ、虫の声はやっぱり秋です。大地の芸術祭が終わると、本当に夏が終わったんだなあと感じます。こへび隊のみなさんは暑い夏に本当にお疲れ様でした。様々な思いを胸に、またこの地をぜひ訪れてください。


 画像は、松代星峠の棚田と、十日町伊達地内の作品「からむしの部屋project」です。



from 雪国とおかまち with LOVE &amp; PEACE&lt;from snow country TOKAMACHI city&gt;-星峠棚田



from 雪国とおかまち with LOVE &amp; PEACE&lt;from snow country TOKAMACHI city&gt;-からむしの部屋

今年の8月は、2日と31日(昨日)の2回、満月が見られるめずらしい月なのだそうです。このような月を「ブルームーン」というらしいです。(文字通り、環境条件によって青く見える月もブルームーンと呼びます。めずらしい現象ということで、ひと月に2回見える月もブルームーンと呼ぶそうです。)

確かに昨晩の夜は満月でとても明るい夜でした。明るいために1回目が覚めたら何となく眠れず、思い立ってカメラを持ってきて、この「ブルームーン」を撮影しました。

200ミリの望遠レンズで、しかも手持ち撮影のために鮮明ではありませんが、めずらしいと言われる月を記録しておきます。


月といえば星。大地の芸術祭の作品「うつすいえ」(中里清津峡近くの作品)の中では、星が降っているようなシーンを見ることができます(別添の画像を参照)。

大地の芸術祭2012もいよいよ佳境に入りました。まだ行かれていない人はぜひご覧ください。



from 雪国とおかまち with LOVE &amp; PEACE&lt;from snow country TOKAMACHI city&gt;-ブルームーン


from 雪国とおかまち with LOVE &amp; PEACE&lt;from snow country TOKAMACHI city&gt;-うつすいえ

今日は8月25日。今晩から十日町の夏祭りです。民謡流しを終えて帰ってきました。お盆を過ぎると、祭りが来て、あっという間に夏休みの終わりに近づきます。

大地の芸術祭は夏まつりの間にも、もちろん行われています。市内のあちこちで行われる夏まつりが、大地の芸術祭と同じ時期に行われることで、何か新しい雰囲気づくりにつながると、それはそれでいいかなとも思っています。


大地の芸術祭を支えるサポーター「こへび隊」の皆さんが、今回の芸術祭でもがんばっています。毎回参加している人、今回が初めての人、2回目の人…と、同じこへび隊のみなさんでも、いろいろな方がいます。それにしても、リピーターが増えていて(それはお客さんもしかり)、うれしく思います。

作品を観に回っているとき、作品管理をしているこへび隊の方と話をすると、それぞれ色々な思いがあって芸術祭に参加していることがわかります。

芸術に興味がある人はもちろんですが、「何かおもしろそう」と思って参加してくれている人がいます。そして、1回参加すると、イベントにかかわる充実感とか、出会いの面白さとか、そんなことに惹かれて、何回も参加してくれるサポーターが増えている感じがします。


芸術作品自体の魅力、妻有地域の自然の魅力、この地域に住む人たちとの出会い、こへび隊どうしの出会いなど、様々な理由があって、再びこの芸術祭にかかわってくれるのだと思います。

先日、近所の作品を見に来ていた青年を、ついでがあったのでキナーレまで送ってやったのですが、

彼も次回はこへび隊として参加したいと考えているのだそうです。


まちづくりには「よそもの」「ばかもの」「わかもの」が必要だといわれますが、こへび隊のみなさんは、まさにこの要素にあてはまる存在だと思っています。


添付した画像は、大地の芸術祭2012作品「蓬平(よもぎひら)いけばなの家」の作品です。


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大地の芸術祭2012も気がつけば半月が過ぎました。お盆が終わって、帰省でふるさとに戻ってきた人たちと芸術祭のお客さんで、妻有の地域が多いににぎわっているこのごろです。

大地の芸術祭は真夏のアートの祭典。

作品の鑑賞についてくるものがあります。


それは…

 ジリジリと首筋を焼く太陽と、背中をつたって落ちる汗

 暑さに拍車をかけるアブラゼミの鳴き声

 草いきれ

 風になびく稲穂

 古民家の床がきしむ音

 となりの民家の生活の音(声)

 …などなど。


作品をとりまく自然環境と地元の住む人たちの営みです。

これらは、冷房が効いて整った環境の中での芸術鑑賞とはちがう、大地の芸術祭のもう一つの見どころと言えるかと思います。

県外などから来られた(と思われる)お客さんが、携帯やデジタルカメラで、こういった作品以外の風景を撮っている姿を見ると、ああ、そういうところにも目を向けているんだなあ、と感心するし、うれしくもあります。


お盆が終わるころになると、秋の訪れを知らせる虫の声が聞こえ始めて、

さらに、芸術祭が終わりに近づくと、稲穂がさらに頭(こうべ)を垂れて、黄金色に変わります。

暑い暑いとこぼしていた夏が、やがて去ってはほしくないような、ものさびしいような季節が近づいてきます。


画像は犬伏集落にある伊沢和紙の作品です。

ステンドグラスのような障子戸の向こうには、となりの民間が見え、暮らす人の声が聞こえます。
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大地の芸術祭2012が7月29日から開幕しました。暑い夏の季節とともに、ここ妻有地域では3年に一度のアートの祭典が続いています。今年の新しい作品を中心に少しずつ鑑賞に回っていますが、作品めぐりを通じて、いろいろな発見や出会いがあって楽しんでいます。


作品の中に、案山子(かかし)をテーマにしたものがいくつかあります。海外のアーティストによる「Kakashi」という作品もあります。日本人がイメージする「案山子」と、海外の人の「Kakashi」にはどんな違いがあるのか、興味があるところです。


以前のブログにも書いたような気もしますが、さだまさしの歌にも「案山子」という歌があります。上京して暮らす息子(あるいは娘)に対する、田舎で心配する親(あるいは兄弟姉妹)の気持ちを、田んぼの中に一人ぽつんと立っている案山子を見て思う、という歌です。


大地の芸術祭が2000年に始まってから、ボランティアサポーターの「こへび隊」に参加したのがきっかけで、この十日町・津南地域に移り住んで活動している若い人たちがいます。地元民としては、こんな田舎に来てくれてありがとう、という気持ちがあります。

彼らは、大地の芸術祭にかかわって、芸術に興味があることはいうまでもないのでしょうが、この地域に暮らす人や、作家さん、自然との出会いに、何かを感じ取って、そして自分の生きがいのようなものを見つけたからこそ、この地に住んでいるのだと思います。


都会では、さだまさしの「案山子」に出てくるような情景はあまり見ることができないかもしれませんが、都会から妻有地域に移り住んだ若者たちの両親も、きっと雪国田舎にいる自分の子どものことが心配になることがあるでしょう。若いころは、親に対する反発心もあるので、そんな親の気持ちが時には「ウザい」と感じることもあるかもしれませんが、大地の芸術祭の「案山子 Kakashi」を観ながら、両親に思いをはせてもらうといいかなと思いました。


さっき、深夜ラジオ放送でさだまさしの「案山子」の歌を聴いて、ふっと感じたことを書いてみました。

画像は、私の職場の近くにある芸術祭の作品「Kakashi(案山子)」です。地元の小さな小さなスキー場に
作られた作品です(直径約20メートル)。きらきら輝いているのは、田んぼなどに使う、鳥を近づけないために使うテープです。見る場所によって、さまざまな姿を見せてくれる作品です。



from 雪国とおかまち with LOVE &amp; PEACE&lt;from snow country TOKAMACHI city&gt;-Kakashi(案山子)