冬休みが終わり、仕事が始まりました。曜日のせいもありましたが、今年は結構長い冬休みがとれて、のんびりしたなあという感じがします。体の疲れもだいぶ取れたような気がします。(でも、休み疲れ?かもしれない…)
豊富も新たに、また一歩一歩、仕事に取り組んで生きたいと思いました。昨今のような厳しい就労状況の中で、改めて働くことができ、なんとか暮らしていけることに感謝しながら。
私が好きな、尊敬するミュージシャンに、長渕剛さんがいます。私が10代の頃からずっと、レコードを聞き、ライブにはまり、彼の歌に励まされながらここまで生きてきた、と言っても過言ではありません。それほど私のこれまでの人生に、大きな影響を与えてくれたミュージシャンです。
テレビなどのメディアで見聞きするしか興味のない方は、おそらく彼の本来の姿(生き様)を知ることができないでいると思います。私の「長渕剛への思い」を語ると、止まらなくなってしまうので、説明はやめておきますが…
なぜ、長渕剛さんのことを引き合いに出したかというと、彼は常に、若者に向けた思いを唄にしているからです。そして、その唄に励まされた若者の多くが、挫折や深い悲しみから立ち上がって、日々を過ごしているからです。
私もその一人といえます。彼は楽曲やライブでの語りなどで、常に「自分の中の10代を忘れずに、生きようぜ」とメッセージを送っています。
その意味は、なんとなくわかるでしょうか?きれい事で「いつまでも汚れなく、少年のように生きていきましょう」というような、浅い?意味とは違います。
「お前だって、10代の頃は夢があっただろう?その夢に向かって、叶うかどうかは別として、何か、がむしゃらになろうと思ったことがあるだろう?思うようにいかず、苦しくて、もどかしくて、泣きじゃくったことがあるだろう?…」というような、大人になりたいけどなりきれず、でも何かやってみようと思う気持ち。そんな気持ちを大切に生きていこう、というような意味に、私は受け取っています。
今の若者には、お手本となるような「カッコイイ大人」が身近にいない、といわれます。正直、私もそんな「カッコイイ大人」にはとうてい及ばない大人です。仕事に疲れ、家庭のことには思いをはせる余裕がなく、悶々としながら、不安な日々を過ごしている…。そんなイメージの大人が世の中にはたくさんいる、ように若者には見えているのでしょうか。
さらに昨今の不況が、「カッコイイ大人」を生み出す機会を逃している、ということもあるかもしれません。団塊の世代の人たちの中には、結構楽しく、第2の人生を謳歌している方もいるようですけど。それは、自分たちの楽しみにやっていることであって、若者たちに向けて、「さあ、俺たちだってここまでやれるんだぜ」というメッセージを発しているかといえば、少し違うように思います。
長渕剛さんは、ちょうど私の10歳年上で、現在52歳です(というと私の歳がバレます)。それにしても、あのエネルギーは凄い!!!。ライブでは、すさまじいパワーを発揮しています。そのパワーの源は、20年にもわたる、日々の過酷なトレーニングと節制といった、本人の地道な努力の賜物なのです。
ライブにいくたびに、衰える自分の体力と、さらにパワーアップする彼のエネルギーの差が、どんどん広がっていくのを感じます。(悲しいけど)
とうてい、彼のような生き方はできないな、とは思っています。しかし、彼のような生き方を、少しでもいいから目指して、自分なりに行動していくことはできるはずです。
昨日、NHKの「課外授業へ ようこそ先輩」という番組の、新春特別番に彼が出演していました。彼の唄は、世代を超えて、今の10代にも伝わっていました。彼の唄を聞いて、10代の若者たちが泣くのです。(ライブではそういう光景はあたりまえですが。私も泣きます。)
生徒が泣く姿を見て、彼は言いました。「ああ、またあいつ(=10代)らに教えられたな…」。これまで前人未踏といえる数々の音楽の偉業を成し遂げてきた、長渕剛という偉大な人物でも、やはり、ここ(10代)に戻るのです。純粋で、でも悶々として、何かやりたいけどうまく表現できなくて、がむしゃらで…。そんな世代に彼は感化されるのです。
世の中の大人たちへ。そんな、10代に感動してもらえるような、少しはイイとこ、見せようじゃありませんか。見た目や表向きは「カッコわるく」ても、深いところで輝いて見える大人。若者たちの見る目は、表向きじゃなく、本当の姿には、必ず反応してくれるはず。