環太平洋経済連携協定(TPP)の18回目の交渉会合が11日間の日程で始まった。

しかもマレーシアのコタキナバル。
そう2年ほど前に訪れたボルネオ島のマレーシア・サバ州の州都のあの素敵な街。

マレーシアの政府は25日までの交渉日程を発表。
一部分野では日程を先行し、
各国の利害がぶつかる、物品の市場参入など「関税」、外国人投資家への差別撤廃や紛争解決の方法など「投資」、独禁法などによるカルテルの防止など「競争政策」などの7つの作業部会は22日までに交渉を終える。

著作権や特許の保護期間、模倣品対策など「知的財産」は23日に終わり、
24日まで続くのは、関税撤廃の対象とする産品の基準など「原産地規制」、
公共事業の入札ルールなど「政府調達」など5つの作業部会で、
そこから日本は参加することとなる。
後半からの参加は、USA議会で参加承認の手続きが終わる23日からようやく交渉に加わることができるため。

日本を除く11カ国は、5月のペルー・リマでの会合後も、「投資」や「原産地規制」など分野別に、少なくとも3回の中間会合を行ってきた。
その結果、10月に大筋合意し、年内に妥結(最終合意)するという目標を実現するには、今回の会合でどれだけ議論を深められるかがカギとなる。

最終日の25日には「ジャパンデー」にあてられ、日本の要求を説明。
会合終了後は、各国の首席交渉官らによる記者会見があり、次回の日程やその先の見通しが示される予定。

マレーシア政府は、先月29章あるTPPの協定文のうち、
「政府調達」や「税関手続き」など14章については「実質的に終了」したと発表。
ただこれらの分野でも、各国の利害が絡み合う項目を後回しにしている。

難航必至なのは、関税撤廃をめぐる交渉。
二国間で例外をつくるケースが多い為に、農産物の関税維持を狙う日本は、
USAなどとの個別協議を8月上旬から開始。
10月の合意にさて間に合うのか...

あれだけ長期に渡って公論してきたTPPの案件。
メデイアなどを通じて知ったことを伝えられ、一喜一憂するのは当事者の製作者たち。
農業だって農家、工業だって中小工場の経営者。
その方々のリアルな意見や叫びが、どこまで中央に届いているのか...って。

結局、頂上の人が代表として国を背負って交わす交渉も、
それは本当に根っこの根っこで命を耕す人々にしっかりと連動しているのか?ということ。

あくまで、私達の元に届くのは、メデイアを通じて伝わるデータ。
そこで決定していくことが、もしかして、私達の国で起きてしまうようなことと同じように、
世界中で拡大してしまうのかと思うと...それが当たり前になってしまうことは恐怖だなぁ~と思う。こういうことは民族や宗教や関係なく。人間・人権として。

TPPを達成することが善だとか悪だとかということがなく。
前進するということは、きっと何かが犠牲になりながらも、希望に向かっているという事実には納得しなければいけないこと、それもこの国を守るスタイルであることは間違いない。

ただ、根っこの根っこで培いそして命を削って生きてきた人達の生きがい、生き様までは否定できないはずだ。

競争社会である。日本は世界は。
しかし共存していくなら、運や諦めやそんなことで片づけない、未来へ向かった解決をそして前進を、頭のいい上の上の方の方々がアイデイアを立案していただくことを望む。
「えっ!!?」というような斬新なアイデイアを期待する。
別に他人事じゃない。それは今チャンスがある皆さんだから。

しかし、こんなことならTPP交渉会合取材とかで、コタキナバルに行きたかった!
また行きたい!とにかく普通に行こう!素敵な街だもん♪