今朝は大阪も雨模様です。

九州は大雨のようですね。とても心配です・・・

雨が大切なことはよくわかります。
当然今の内にたくさんの雨を貯えておかなければ、
どうせ真夏になれば水不足って言いだすわけですから・・・

だけど、ワタシはこの雨降りというのが、どうも苦手で、
メンタル的に落ちてしまいます。

だから今朝は、
この映像を観てちょっといい気分にしてみました。

http://www.youtube.com/watch?v=DOejRM1LBg4

U2の「Rain」です。
いいでしょう??!!

それでラジオは、BBC Radio6
毎週のスタートは、Tom Robinsonです!
「BBC introducing with Tom Robinson」ど真ん中です。
http://www.bbc.co.uk/programmes/b0121r3z

そうそう昨日は、
大阪道頓堀の松竹座に「花の道頓堀」という芝居を観に行ってきました。
藤山直美、坂東薪車主演の舞台ですねん。
大阪道頓堀の関西歌舞伎一座の浪花人情芝居。
やっぱり馴染みます。

坂東薪車演じる東京からやってきた歌舞伎役者が京都から来た旅館の仲居と恋に落ちる。
その仲居役が藤山直美というわけですね。
それでその坂東薪車の演じた役者のモデルが、
東京から関西にやってきて凋落する上方歌舞伎を復興させた十三代目片岡仁左衛門に思えて、
また藤山直美演じる仲居の中座への執着が、亡き偉大なる喜劇役者、父藤山寛美のことを思わせて・・・いろんなことまで深読みしながら観てしまいました。

片岡仁左衛門というあまりにも有名な歌舞伎役者と、
また道頓堀で人情芝居として、喜劇を演じ続けた藤山寛美っていうのは、
なんだろうワタシは、同じ道の上にあるもの思えてしかたがないのです。
そんな意味でも、道頓堀の松竹座で、それが観れたというのは感激でした。

とは言っても、松竹座というのは、ワタシたち子供の頃は映画館でした。
ですので、本当ならあの燃える前の中座で観たかったなぁ~なんて・・・

道頓堀には1660年当時には、中座、角座、竹本座、浪花座、弁天座、朝日座と、
それはそれは歌舞伎や人形浄瑠璃やにわかやと賑わっていたようです。

ワタシが祖父などから聞いていて知っていたのは、
中座、角座、浪花座、弁天座、朝日座の道頓堀五座の話です。
それはそれはこの頃の華に憧れました。

その頃の風情をなんとなく味わえるその演出というか舞台構成はお勉強気分で楽しめたし、
ま~なんと言っても、藤山直美の緻密な演技ですね。
毎度のことですが、ほんとうにすごいなぁ~

藤山寛美の芝居をたぶん100回くらいは、観に行っているワタシだから、
あの感じはたまらんのです。あれが大阪の味なんやな~
というか、
大阪の笑いの味わいは、もしかしたら吉本新喜劇なのかもわかりませんが、
やぱり道頓堀の味わいは、藤山寛美の松竹新喜劇ですよ。

テレビを意識した構成じゃなく、
しっかりと舞台、板付を意識して完成された芝居。
これがお金を払ってわざわざ来てくれるお客さんへの芝居なんだと思います。

だからこういうなにわ人情芝居や桂春團治師匠の持つ、華や粋が大好きなんです。

道頓堀を再び、日本のブロードウェイと呼ぶために、
両脇にたくさんの劇場を作りましょうよ!大阪の偉いさん方!?

というかこれからこの道頓堀をさらに文化の中心にして、
世界中に「どこそこの道頓堀」ができていくように・・・

なんてことを本気で考えるええきっかけをもらった芝居でした。

一応、ワタシも座を率いる座長として、
これからのことは本当に考えますもん!?(笑)

そんなことで、今週も始まりました。
今夜は、堀江のコベントガーデンで「Rockin' Flavor」です。
ワタシDJやります。
KengoとMickeyとそしてワタシと、
もしかしたら気分が乗ったら川田そらも来るかも・・・

19時過ぎくらいからやっています。
それで23時過ぎくらいまで、
雨が降っていると思うけれど、
ぜひぜひ一緒にええ音楽を聴いて楽しみましょう!

ちなみに今週末には、名村造船所跡地でDJもあるしね!

みんなで一緒に大阪の文化を盛り上げようぜ!

今日もよろしく!

あ~BBC Radio6
「The Beach Boys Story」始まった~!!
ヤバイ!最高!やっぱり音楽やねぇ~