イギリスの著名ミュージシャンフィル・コリンズ(Phil Collins)氏(60)が8日、自身のサイトで、引退することを明らかにしたそうです。
http://www.philcollins.co.uk/

父親として息子2人との時間を大切にしたいということです。

1970年にプログレッシブ・ロック・バンド、ジェネシス(Genesis)にドラマーとして参加。
リーダー的存在だったピーター・ガブリエル脱退後はヴォーカリストも務めました。

当時はどちらかというと地味な存在で、ただピーターの後、フィルの歌声を聴いてびっくらこいいたもんなぁ~だってすごい声が似ていたから・・・

ただ、フィルはコメディアンになりたかった過去もあったりして、それまでのGenesisの路線は明らかにポップス路線を進み、「ターン・イット・オン・アゲイン(君のTVショウ)」、「アバカブ」、「インヴィジブル・タッチ」などの数々のヒット曲を生み出すことになりました。
要するにお茶の間に合ったというか・・・馴染んだんでしょうね。

ちなみに、5歳の時から演劇界でも活躍しており、テレビドラマ『特捜刑事マイアミヴァイス』や映画『アルマーニ』(ジョルジオ・アルマーニについての映画。
共演としてダナ・キャランなどのファッション界の大物は勿論のこと、アーノルド・シュワルツェネッガーやマーティン・スコセッシ、更にリッキー・マーティンなどがいた)にも出演。
また、観客役のエキストラで『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』にも出演しているんです。

結局1996年にジェネシスを脱退します(その後のジェネシスには新ヴォーカリストとしてレイ・ウイルソンが加入)。

ソロとしては、1984年には映画『カリブの熱い夜』の主題歌「見つめて欲しい」(ちなみに原題はどちらもAgainst All Odds)をリリース。
アース・ウィンド&ファイアーのリードボーカル、フィリップ・ベイリーとのデュエットで知られる「Easy Lover」(1985年)や、ダイアナ・ロス&シュープリームスの「You Can't Hurry Love」(邦題「恋はあせらず」)のカヴァーなどをリリースしました。

ソロ活動で成功を収めた後には19世紀アメリカの列車強盗バスター・ウイリアムスの伝記映画「バスター!」に、バスター・ウイリアムス役で主演を果たし、同映画のメインテーマとなったザ・マインドベンダーズのカバー曲「Groovy Kind Of Love(邦題:恋はごきげん)」で全米、全英チャートのナンバー1を獲得しています。

近年はスイスに移住。ディズニー映画『ターザン』(1999年)の音楽を担当。
主題歌「You'll Be in My Heart」はヒットを記録、アカデミー歌曲賞を受賞し、作品は後に舞台化もされブロードウェイなどで上演される。2002年にはエリザベス女王在位50年を記念するコンサート「Party at The Palace - Golden Jubilee」に出演。
ここで共演したクイーンやポール・マッカートニー、エリック・クラプトンらと「Queen's House Band」なるバンドを即席で結成。
イギリスのファンを前に久々のドラム・パフォーマンスを見せたりしました。

2002年、左耳に閉塞感を覚え突発性難聴と診断されます。

2006年には、米国Rockstar Games社のゲームソフト「グランド・セフト・オート・バイスシティ・ストーリーズ」に自身が声優を務める実在のキャラクターとして出演。

2007年、ジェネシスを再結成し、ヨーロッパ、アメリカをツアー。
一部の曲でキーを落として歌うなどしたが、コンサートの定番だったチェスター・トンプソンとのドラムデュエット等で、卓越したドラムテクニックが健在であることをアピールした。

2008年4月25日、表舞台からの引退を表明。
かつて在籍したジェネシスの再結成ツアーを終えたばかりのコリンズはこの日、今後アルバムのリリースやツアーに出る意思がないことを発表。裏方として音楽に携わり、余生をのんびりと楽しむと語っていました。

2009年9月19日、一部報道によると脊髄の手術を受け、その結果手の動きに支障が出たようでピアノ、ドラム等の演奏が出来なくなった(術後すぐという事もあり一年から数年かけてある程度の回復はするとのこと)。

なお、ドラムスティックをテープで固定すればドラムの演奏自体は可能であるという。また、彼自身は「まだ歌があるのでそれほど絶望はしていない」とコメントした。

その後、前述の引退宣言を撤回しアルバムリリースによってカムバックすることを決意。2010年9月13日に8年ぶりとなるアルバム「Going Back」を発売。全英チャートで12年振りとなる1位を獲得した。

ところが最近は急に健康不安説が報じられていましたね。

素晴らしい才能のミュージシャンから新しい音が発せられないということは本当に残念ですが、
過去の作品に想いを馳せ、さらに彼の芸術を深く知ることとします。

Genesisは私にとってとても大切なバンドですから・・・