さてそれで『ロック誕生~ニッポンROCK40年~』


このNHKのBS-2で放送された番組は、

2008年に公開された映画『ロック誕生 The Movement 70's』に、



KAMI's Radio Days


新たに発掘した貴重なライヴ映像などでさらに詳しく伝えた番組です。

もうこんなワタシたちファンにとってたまらん教材?は無いのです。


さぁそれで、第6話(最後)は、「70年ロックの金字塔!ワンステップフェスティバル」


1974年8月4、5日と8~10日で

福島県郡山市開成山公園総合陸上競技場で行われた日本最初(で最後?)の本格的野外ロックフェス。


発起人は、郡山在住の佐藤三郎さん。

彼がアメリカのウッドストックの映像を観てしまったことがきっかけで、

「こんなことを郡山でやりたい!」と一念発起!

そこで、誰を呼ぼうということで、世界で一番有名な日本人は?

そうだ!オノ・ヨーコだ!ということでYoko Ono(実際はJohn Lennonを呼ぼうとしていたらしい・・・)を呼びたいと・・・

それで内田裕也さんと当時、東芝EMIで洋楽制作部でThe BeatlesやPink Floydなどを担当していた石坂敬一氏(現ユニバーサル・ミュージック合同会社会長)に相談したそうです。

当時のことを佐藤さん、石坂さんが振り返って語りました。


そこから実際にアメリカへ行きYoko Onoに直接交渉をしに行き、Yoko Onoは承諾。

ヨーコ・オノ&プラスティック・オノ・スーパー・バンドの出演が決定しました。しかもノーギャラで・・・


その他の出演は、

あんぜんバンド、異邦人、内田裕也&1815ロックン・ロール・バンド、かまやつひろし&オレンジ、オリジナル・ディラン、久保田麻琴と夕焼け楽団、サディスティック・ミカ・バンド、シュガーベイブ、センチメンタル・シティー・ロマンス、トランザム、ミッキー吉野グループ、はちみつぱい、沢田研二&井上尭之バンド・・・・・

たくさんのバンドとそのファンが郡山に集いました。


そして外道の「香り」、イエロー「眠れない夜」、上田正樹&サウス・トゥ・サウス「Can't Turn You Loose」・・・

どれもこれも個性いっぱいでかっこいい!外道なんて当時の暴走族の兄ちゃんがかぶりつきですから(笑)


さらにつのだ☆ひろ&スペース・バンドの「メリージェーン」当時から熱唱です!

まぁ、キャプテン・ヒロ&スペース・バンドですねいわゆる。

角田ヒロ(Ds&Vo)、今井裕(サディステッィク・ミカ・バンド→サディスティックス→イミテーション)や芳野藤丸(SHOGUN)やヨモヨシロー(あのファッションプロデューサーの四方義朗さんです。ワタシの大学の先輩です。)が在籍。斬新なバンドですわ!「何かいい事ないかしら」とか名曲ですねぇ・・・

後のスペクトラムとかにもある意味影響を与えているバンドだと思います。


さらにクリエイションの「タバコロード」このLIVE映像での竹田和夫さん!ヤバイ!ほんまにカッコいい!

ただしこの映像は翌年行われた郡山空飛ぶカーニバルでの模様です。


一人の青年の思いが、これほど大きなエネルギーとなり、日本の音楽界で伝説となるフェスを創り上げたという奇跡。本当にリスペクトするわけで、

ただ、若者が欲しているもの、そして時代が向かうものえの反発する思いが、

見事にクロスオーバーし、ここにカタチとなったわけです。


今まさに、ECOとROCKを融合するようなマスイメージを持つフェスはたくさん存在するし、

もう今や当たり前のこととなってはいますが、

この伝説の郡山ワンステップ・フェスティバルの合言葉は、

「街に緑を!若者に広場を!そして大きな夢を!」でした。


この言葉は、決してセピア色にはなっていない!

まさに今でも当然生きている言葉。

その思いを心に刻み、日本のROCKを育むということ、

これを全身全霊でやっていきたいですね!

そのためにラジオがあるんですし、ライヴハウスが存在しているんでしょう!


ええものをもらったです。

滑り込んで後半3話だけでしたが、本当に2010年の締めくくり、ええ体験でした。


来年に向かって、ワタシも魂を太くしっかりと鍛えていくつもりです。

だって・・・ROCK好きですもん!!!