この新型コロナウイルスでは、
カネか? 命か?
ここに焦点が合ってきます。
実は未知のウイルスというのは、
数年毎に登場するのがセオリーらしい。
例えば、2002年〜2003年にはSARS
2009年には新型インフルエンザ
この時に準備をした韓国や台湾は
医療崩壊を起こしていないといいます。
まあ、一般人の私にとっては、
そんなこともあったけ?
というレベルまで記憶が曖昧ですが、
大きな視野で見ている人にとって
この新型コロナというのは
起きるべくして起こったのだといいます。
さて、新型頃あウイルスによって、
人間と人間、人々の連帯は引き裂かれています。
ウイルスに怯えると
「自分さえ良ければいい」と考えがちで、
「他人のために生きる」という
人間の在り方が失われていく。
そうフランスの経済学者が主張しています。
日本においては、買いだめなり、
マスクの転売などがその一面を担っているかもしれません。
またその結果生じているのは、
分断された弱肉強食の世界だといいます。
それは裕福な人と貧しい人との分断であり、
感染を防ぐには、
外出や非接触を増やす必要があります。
しかしお金がなければ、
仕事に行かないと生活は成立しません。
こうして「カネか命か」が生まれます。
また過去の歴史の話で、
17世紀のヨーロッパでペストが大流行した際、
外国人差別やデマが横行しました。
現代、今リアルタイムでは、
「中国人お断り」「若者が感染を広めている」
などという風評があります。
わからんでもないけれども、
同じ人間として捉えた場合
何か妙な違和感が残るものです。

ビルゲイツが、
新型コロナは多くの低所得や中所得の国々にはまだ本格的には襲いかかっていない。理由はよく分からない。けれども、これらの国々で感染爆発が起きないと信じる根拠はない。いま支援しなければ、感染者数と死亡者数が現在の水準を超える可能性は高い。
中略
この20年間、私は各国首脳に世界で最も貧しい人たちの健康のために投資してほしいと求めてきた。私はそれが正しいことであると主張してきた。そして今、それは正しいことが明らかだ。パンデミックにより、誰かを助けることは正しいのみならず、賢いことであると確信する。
こう日経新聞で記事掲載があり、
それを読んで私は、これがグローバルな視点なんだ
と感じた。
4月19日時点で、国内感染確認1万807人 (クルーズ船除く)
国内で感染し亡くなった人が238人
重症者は18日までに国内で感染した人などが211人
新型コロナウイルスの感染者の数は世界全体で233万259人
死亡した人は16万917人
また経済の落ち込みは深刻で
今後2年間で日本のGDPに匹敵する
545兆円超えの経済損失になるとも言われています。
またノーベル賞を受賞した山中教授が言っています。
「生命科学の分野は非常に競争が激しく、特許戦争がありデータを隠す場合も多い。成果を出してから論文の発表までに1、2年かかることもある。しかし、お金もうけを目的とせず気持ちを一つにすることが大切だ。国の研究費も競争に勝つよりもデータを早く公開し、他と協力した研究者を評価する仕組みがほしい。そうでなければパンデミック(世界的な大流行)に立ち向かえない」
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