機械部門専門の技術士Net-P.E.jpです。
口頭試験中ですね。
今までの努力の成果が試されるときです。
皆様の実力をいかんなく発揮し、栄冠を勝ち取っていただくように祈念しております。
技術士口頭試験で最も大切なことは、あきらめないことです。
厳しい質問がきても、あきらめずに必死で食らいつけば光明が見えてきます。
圧迫面接になってもあきらめなければ、相手が軟化するかもしれません。
絶対にあきらめないこと。この言葉をこれから口頭試験に臨む受験生に送ります。
常にあきらめないことを忘れずに、以下の事に心がけて下さい。
(1)試験官の質問の回答は1分程度に抑えること。
質問の数を増やすために絶対に心がけることの一つになり
ます。試験官と議論になるなどもってのほかです。
余計な話を一切せずに、次の質問に移りましょう。
(2)最新のトピックを押さえること。
倫理問題のネタになるようなトピックを押さえて下さい。
最近の話題として、三菱電機の検査不正問題が挙げられます。
想定問答を作っておくと良いでしょう。
(3)口頭試験は、面接でないことを心がけること
技術士口頭試験は、二次試験の合格者を絞るための
試験で、日本で最も難しい試験の一つになります。
ただの面接だと思わず、質問に対する回答数をかせいで
確実に合格点を確保するように心がけましょう。
(4)話過ぎないこと
最初の業務経歴で1分程度で話すように指示をされたら
それは、絶対に守らなければなりません。間違っても
時間を大幅に超過するようなことは避けなければ
なりません。尻切れトンボで終わったとしても、時間を
守ることが出来れば、そちらの方が良いです。なぜなら、
その後の質問の時間が確保できるからです。
(5)常に公益の確保を心がけた発言をすること。
技術士の責務の中で公益の確保は、最も重要な項目です。
口頭試験の際にも絶対に心がけなければならない内容
です。私利私欲に関する発言は、絶対に避けて下さい。
(6)CPD、技術者倫理に関するルールを押さえておくこと
2020年6月に技術士会から発行された「技術士CPDの概要」や
技術士倫理綱領の内容を押さえておきましょう。
(7)技術士法は完全に押さえておくこと。
出題範囲とは異なりますが、万が一、聞かれた場合は、
答えられないと苦しい展開になります。
技術士法は、絶対に抑えておくようにして下さい。
ここでしくじるのは命取りになる可能性があります。
以上、口頭試験時の注意点を挙げました。
受験生の皆様の合格を心から祈念しております。