こんちは、futoといいます。
最近、技術関連の部署以外あるいは若手の技術関係者に製品不具合の説明をする機会が増えてきた。
我々が普段、普通に使う用語が通じない。
これ、何で動力伝達してるの?
スプロケとチェーンで!そう、スプロケの固定は?キーが入っています。
そうか、分かったよ。
となるが、
僕らの部署はちょっと話が見えないのですが・・・・経理畑なもので・・・とか
チェーンは自転車とかに使うチェーンでしょ、スプロケってなに・・・と営業
キーで固定ってなんですか?っと若手・・・
また、別件で「車両のかげんそくの際の負荷が辛いようです。」
かげんとはどのような事項の下限のことですか?
加速・減速のことです。
そうですか、じゃ、具体的に加減速はどんなときに生じるのですか?
アクセルを踏んだ動き出しと・・・・・へぇ~!とくる。
本当に、この不具合の対策の承認をとるのに、
経理がシャフトにキーで固定された、スプロケットとチェーンの伝達機構を
理解する必要があるのか?
かげんそく(加減速)を下限則ととらえる人とどう接していけばよいか?
うちの会社は、BtoBで運搬機械を製造業している。こんな、ことでいいのか?
他人に対しいらいらすることもあったが、簡単に説明することができない自分にも
力のなさを感じていた。
そこで、一度、子供と訪れたダムの注意看板を思い出した。
「ダムや発電所の放流による増水に注意・・・平常時・・・・」
これに、ふりがな、いや、ふりがな風に解説がなされている。
「ダムや発電所の放流(みずをながすこと)による
増水(みずかさがふえること)に注意(きをつける)・・・
平常時(つふうのとき)・・・・」

当時は、電力会社や役所は大変なところだ!と思ったが、
最近の若手、様々な部門とのかかわり(特に数社が合併したこともあり)、で技術が技術のことを詳しくしゃべってどうする、他部門にわかりやすく説明できないと仕事にならないのでは?
確かにそうだ、書籍でも、簡単、とことんやさしい、すぐわかる・・・などの文字がよく踊っている。
やさしく、かんたんに説明するには、その技術をものすごく詳しく知っている必要があるのでは?
私の職場での、私の個人的な希望であるが、「技術者であれ!と望んでいる。」
ダムの注意看板風に、ふりがなをふれば、
技術者
(せいひんのことを よく しっていて、いらいらせずに、
うまく、ひとに もんだいてんを かんたんに せつめいする ことができ、
その かいけつさくを まちがいなく かんがえて、せいひんに はんえい できる ひと)
であれ!と望ん
(さいきんのわかもの と きょういく うたがわず、
さいごまで しんじて、わかりやすく おしえていければ
よい けっかにつながるかな!)
でいる。
と思う、もうすこし説明を入れると、
(くわしい つもりで くわしく なく、 ひとに うまく せつめいできない)
といったところか?
さて、最近の私の希望であるが、長々書いてしまったが、簡単にいうと
「よく知って、簡単に説明をしたい」
といったことです。
長々と書いていることで、分かるように、私はよい技術者ではないですね。