いよいよ二次試験まで、残り一週間となりました。
受験生の皆さん、暑い中ほんとうにご苦労様です。
わたしが今まで受けた資格試験での不思議な経験を二つばかり。
一つ目は、23年も前に受けた一級建築士の筆記試験。
試験本番で前夜に解いた問題とまったく同じ建築法規の問題が出題されていてびっくり。
回答の選択肢もほぼ同様だったので、問題を見た瞬間に正解がわかりました。
普通は1問3分くらいのペースで解いていく必要があるのですが、
この3分のアドバンテージで随分と気持ちに余裕ができたことを覚えています。
二つ目は、今年の6月に受けた日商簿記3級の試験。
試験当日、立川の試験会場に向かう電車の中で、テキストをパラパラ適当に
見ていたら、なぜか収入印紙の仕分け方法がパッと目につきました。
ああそうか、収入印紙は租税公課の勘定科目で仕分けするのか・・・。
この時初めて覚えたくらい不勉強でした。
そして、試験本番。1問目は仕分け問題なのですが、ここで、
「切手○円と収入印紙○円を現金で購入した」という問題がでていて、
問題を見た瞬間答えがわかりました。正解は、
通信費 ○円 / 現金 ○円
租税公課 ○円
(この問題は、収入印紙を切手と同じ通信費として解答させようとする、典型的なひっかけ問題です)
電車の中でテキストを見ていなければ正解できませんでした。
直前に勉強した問題が出るなんて、今思うと何とも不思議な感じですが、
皆さんもこのような経験はないでしょうか。
試験直前に見た似たような問題が出題されるかもしれません。
特に必須の択一問題は、その一問で合否が決まるかもしれませんので、
最後まであきらめずに頑張りましょう。
(Hidechan)