三浦雄一郎さんが史上最高齢80歳でエベレスト挑戦!と聞き、中年の私でも何とかなったりして?などと近所の知り合いと話していたら、一度皆で山へ登りましょうということになり、近くの山へ家族ともども登ってきました。学校の遠足のつもりでいましたら、なんと女性の多いこと!山ガールファッションとは聞いていましたが、皆おしゃれでかっこよく、一方自分の恰好は、Tシャツにチノパンとリュックサック。どうもおじさんの雰囲気が抜けない私は、ちょっと昭和なルックスだなと思いながら登り始めました。
 頂上まで行くとすごい汗をかいたので、シャツを脱いで汗を拭いていたのですが、周りを見ると誰もそのようなことはしていない様子。周りの人に少し聞いてみると、最近は速乾性のシャツが主流で、汗をふかなくてすむようです。また山頂で焼き肉をしているグループがいたので、どのように器具を持ってきたのかなとみていますと、コンパクトな入れ物にコンロや食器が収納されているようで、とても軽そうでした。ズボンは、多くの人がスパッツのようなピチっとしたものを着ていまして、アスリートのようでかっこいい。 
 そんなこんなで久しぶりの山登りをしてきたあと、今度はかっこよくいきたい!と思うようになり、最近は暇があればあれこれ登山用品を探す毎日となっております。ウェアやバッグなどの繊維の進化はすごいようで、蒸気は通すけど水分は通さない、薄いけれど保温性がよい、軽いけれど強いなど、ほこ×たて対決にでてきそうなハイテク商品がずらり。テントや靴、その他ツールも、すごい機能が目白押し。技術者にとってこの分野はとても面白そうに感じた次第。
 そうこうしているうちに、三浦雄一郎さんがエベレスト登頂成功!との記事に触れ、ますます気になって、ハイテクを駆使したらもしかして私もエベレスト?などと錯覚をしながら、駅までのわずかな距離を自転車で通う毎日です。ここから改善しなければ・・・。