37歳、技術士1年目のH2です。
ちょうど1年前のこの時期は、口頭試験の勉強をガリガリやっていました。
当時、毎日が睡眠不足で辛かったですが、あっという間に1年経ってしまいました。
技術士になった後も、会社では修行の毎日です。
最近、気づいたことですが、専門外のことでも、つっこんで議論をすることが重要だと思いました。
製造技術のエンジニアからコストダウンのために、設計変更を依頼されることがありました。
ボリュームが小さかったのと、専門家が必要と言っているので、深く議論せずに設計変更を検討しました。
その後、課長に報告に行くと、専門外(製造上の制約)であっても疑問に思う点について容赦なく質問されました。
そうは言ってもなーと思いつつも、課長の指摘を、製造技術のエンジニアにつっこんで質問してみました。
すると、いろいろ聞いていくと、設計変更の根拠が不十分で、変更しなくてもよい可能性があることがわかりました。
専門外のエンジニア同士で信頼は大切ですが、疑問点や根拠について、つっこんだ議論をすることで、無駄な仕事や、理解不足をなくせると感じました。
課長からは、「3回根拠を聞け」とよく言われます。3回聞かれても答えられるなら、きちんと考えられているとのこと。
人間関係が悪くならない程度にやっていきたいと思います。もちろん、自分が聞かれたときには答えられるようにします。