世界で最も高速なコンピュータシステムランキングで、2011年6月、2011年11月と
世界第1位を2期連続で獲得したスーパーコンピュータ「京」。
 
このスーパーコンピュータ「京」の一部展示モデルを見学してきました!
 
計算性能は10ペタフロップス、1秒間に足し算や掛け算などを1京回(=10,000兆回)行う
ということです。
 
スーパーコンピュータ「京」は写真のシステムラック864個で構成したもの!
 
イメージ 1
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
特に興味深かったのは・・・
1)システムラックの高さは2mほどで、その中に電源ユニット(PSU)、空調ファン、
  システム制御機構(SP)を搭載している。
2)1ラックあたり102CPUで、1CPU当たり128GFLOPSの能力とのこと。
3)発熱対策は銅管による水冷方式。
4)連続可動時間は28時間で、これもスーパーコンピュータとしては世界一といえる。
 
「京」で期待される主な成果としては・・・
1)予測する生命科学、医療及び創薬基盤
2)新物質、エネルギーの創成
3)防災・減災に資する地球変動予測
4)次世代ものづくり
5)物質と宇宙の起源と構造
 
現在理化学研究所にある「京」は、全体の動作確認を終了し、今年秋から本格的に稼働するようです。
 
今後「京」本体の一般公開もされます・・・機会があれば見たい!