北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と韓国の文在寅大統領の会談が実現し、多くのマスコミが歴史的出来事として報道をしている。
まだ北朝鮮は信用できないとの意見や、韓国国内でも保守派による批判もある。
それでも、多くの人々はこれで朝鮮半島が平和へと向かえば良いと願う声が多いのが実態だろう。
しかし、北朝鮮が核を放棄するなど、今の北朝鮮の体制下では絶対にありえない。
万が一、放棄したとしても、すぐに再開できる形を残すはずである。
日本で多くの反対意見があっても、原子力発電をやめないと同じだ。日本が原子力発電をやめないのは、日本が他国を頼らず得ることのできるエネルギーだからだ。また、長年、多くの金と技術力や労力をつぎ込んできた原子力発電を簡単にやめるなど政治判断でも容易いことではない。
北朝鮮が核兵器を作りあげるのは、日本が原子力発電所を作るよりも、苦労して作っていることは明らかで、そんなものを易々と手放すなど、絶対にありえないのだ。
金正恩は、自身の身内や側近までも、簡単に殺害するような人物である。
国民が何万人死のうが、ましてや韓国や日本、米国人が死のうが、なんとも思わない人物である。
そもそも、米国や日本など西側諸国の感覚でもって、北朝鮮という国や金正恩を見ていること自体が愚かである。
韓国の文在寅大統領など、完全にカモにされていることにも気づかず、笑顔で金正恩と握手している姿など滑稽すぎる。
文在寅大統領は米国の子供の使いをさせられ、悪魔と握手している。それを喜んでいる姿は滑稽だ。
韓国には朝鮮半島の民族意識があり、祖国統一という願いは、政治的思想を抜きにして国民の中にあり、これは日本のような島国の人間には理解できないものだろうと思う。
この部分に触れると、批判しづらい。また、文大統領は決して政治家としての名誉や名声のために南北統一を目指しているわけではないだろう。ご自身が北出身の親族であるからだ。
それでも、今回の会談での文在寅大統領の姿は情けないものである。
北朝鮮がこうも簡単に、南北で会談をするなどあり得ないことであり、自ら詐欺に引っかかりに行っているようなものだ。
左派系の人たちの「話し合いで解決できる」という愚かな言葉の延長上の最悪の結果だろう。
また、日本も気をつけなければならない。
北朝鮮が考えているのは、トランプ大統領の任期が切れる時期を狙っているのは確かだろう。
トランプ大統領は年齢的に二期目は厳しいというのが、世界の見方である。
トランプ大統領の任期中、北朝鮮は大人しくしているだろう。また、日本でオリンピックが開催されることで、アジアに世界の目が向けられている間は、派手な動きはせず、韓国との調和路線を継続するだろう。東京オリンピックの政治的利用も考えいるはずである。
その間、米韓日との関係を調和路線にしている一方で、中国との関係も深めていくはずである。
そして、トランプ大統領の任期が切れ、万が一、米民主党政権にでもなった場合、北朝鮮は再び核開発を行い、軍事力をさらに高め、そして中国がそれをバックアップする形へとシフトする。
中国もトランプ大統領の任期中、東シナ海への進出の速度はゆっくりだと思われるが、トランプ大統領が退陣したあと、一気に海洋進出してくると思われる。その時に、北朝鮮と思惑が合致するのだ。
そこにロシアの動きも加われば、日本は完全に中国の属国になる可能性すらある。
今の北朝鮮の動きの裏には、中国もあることを忘れてはならない。
北朝鮮が再び態度を変えるまで、2、3年しかないのだ。
その間に日本ができることは数少ないが、今から手を打っておくべきことは、
力づくでも拉致被害者を取り返すこと。今回が最後のチャンスだろう。
そして、北朝鮮や中国からの脅威に備えることだ。
ミサイルを撃ち落とす迎撃など、何機配備しても意味がない。
万が一、米国がアジアから手を引いても対応できるように、事実用、大陸向けにミサイルを射てる環境を作っておくことだ。
もちろん、日本の憲法では堂々とはできないが、いざという時にすぐにその体勢が作れるように準備をしておくことだろう。
今回の南北会談は、東アジア情勢が最悪の方向へと向かい始める可能性があることを、韓国人や日本人は考えておく必要がある。
韓国の文在寅大統領は日本でいうところの左派系の大統領だ。
左派系の方は、少数派の意見を表面に出し、弱者を救うという役割もある。決して左派や革新系の全てを否定はしない。
しかし、左派系の方が国のトップとなった場合、多くの国民の命が奪われ、国家が衰退する。
文在寅大統領は、韓国や他国である日本をも巻き込み、後の世で、最悪の大統領と呼ばれることだろう。
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