こんにちは!

引き続きBLACK MIRROR シーズン1の紹介をしていきたいと思います





3話「人生の軌跡のすべて」
オススメ度:☆☆☆☆★



あらすじ: 自分が体験した記憶を映像として自由に再生・消去できるマイクロチップが浸透している社会での話。このチップが原因で主人公のリアムは妻フィオンの不貞を疑い始める。
「忘れる」ことのなくなった社会だからこそ必要のない疑心暗鬼が生じる様子を描いたエピソードです。



以下、ネタバレあり
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このエピソード、個人的には観てると心がとっっっても苦しくなりますチーン
が、主人公やその奥さんの行動にはリアル感があり個人的には好きです。



まずはこのエピソードで鍵となるマイクロチップについての説明を。

このマイクロチップはこめかみ辺りに埋め込まれており、埋めこまれた人が見た事を映像として記憶してくれているためこのエピソード内の社会は「忘れる」といったことがありません、。



そして人々はこのチップに保存された自分の記憶を専用の小さなリモコンを用いて自由に選択し、再生することもスクリーンに映し出すことも削除することも出来ます。

ちなみに記憶操作中の人は瞳の色が白っぽくなります。



では、以下本編についてです。

主人公である弁護士リアムはとある企業の面接を受けた後、妻フィオンの友人のジョナスのホームパーティに招かれます。

左:フィオン  右:リアム



リアムは面接後の合流であったため妻よりあとにパーティに出席しますが、到着した時にフィオンとジョナスが談笑しているのを見て二人の関係を疑い始めます。


パーティ後にマイクロチップでその様子を見返し、「妻が自分といるときよりもジョナスといるときの方が楽しそうにしている」と感じた瞬間からその疑いは止まらなくなっていきます。


ジョナスに向けるちょっとした表情や仕草、目線などを自分に向けるものと比較し「本当は何かあるんだろ」と疑いが止まりません。


結果的には、リアムの妻フィオンはリアムと出会う前にジョナスと過去に関係を持っていたことはあるが今はなんともないということが分かりました。


しかしここに至るまでにフィオンはジョナスとの交際期間を偽った(モロッコで出会った行きずりの男と1週間→本当はその男と1カ月交際してた→実はその男はジョナスで、実際は半年間付き合ってたの。)ことも発覚したためリアムはフィオンへの不信感を一層高めていきます。


そして、ジョナスは昔の女の子との夜の記憶を再生して楽しんでいると自慢げにパーティで話していたため、今も妻の映像を再生していると思い込んだリアムはジョナス宅に乗り込みジョナスのチップ内にあるフィオンに関する記憶全てを消させます。
ジョナスに馬乗りになり、割れて鋭利になった酒ビンを突きつけ「フィオンに関する全ての記憶を消せ!消す気がないならお前の頭を割るかチップを抉り取ってやる!」と脅してましたガーン



この出来事がきっかけで二人の関係は急激に悪化していきます。
過去の記憶を探す際、それぞれの記憶を判別しやすいようサムネイルのようなものがあるのですが、ジョナスが持っていた記憶の中には18カ月前のフィオンがリアム宅寝室ベッドにいるサムネイルがありました。



記憶選択時には下の画像のように記憶毎にサムネイルのようなものが表示され、選ぶことが出来ます。




リアムとフィオンにはまだ生後間もない子供がいるのですが、リアムは子供が本当に自分の子かどうか疑い始め、行為時にジョナスが避妊具をつけたと言うフィオンに対し証拠として当時の記憶を再生するよう言います。

あれ??子供は生後間もないのに、18カ月前のジョナスの記憶にフィオンがいるってことはフィオンが言っていた「ジョナスとの破局以来何もないただの過去の人」発言も嘘になるよね、、、?流石に18カ月前にジョナスと別れた後、現在までの18カ月の間にリアムと出会って結婚して子供が生まれました!家族で住める広さの家もあります!なんて現実的じゃないし。しらんけど。遮ってしまいましたが本編続きます↓

しかし、忘れたくて一部始終を消したとフィオン。
であれば、その時間帯の記憶は空白になっているはず見せてくれとリアムは言います。

今探すわとフィオンは言うも、実際はフィオンはまた嘘をついていて当時の記憶を消しておらず、その場で当時の記憶を消そうとしました。

結局リアムに阻止され当時の記憶を再生することになりますが。。




その後リアム宅からフィオンと子供の姿は消え、リアムは家で幸せだった頃の記憶を振り返り最後には埋め込まれていたチップを抉り取りエンディングを迎えます。



このエピソード中でのリアムとフィオン、悪いのはどちらでしょうか?観終わった後にずっと考えていました。

リアムがフィオンを疑いたくなる気持ちも痛いほど分かりますし、疑いをスッキリさせるために記憶を要求するのも当然だと思います。フィオンはすぐ嘘をつくので。
しかし、過去のことに囚われすぎているとも感じますし人によっては記憶を要求するのはやりすぎだと感じるかもしれません。
一方でフィオンは一貫して現在の環境(ジョナスは昔の人。今愛しているのはリアム。)に目を向けていました。
ただ、流石に嘘つきすぎ
こんな状態で嘘を重ねていったらそりゃリアムも怒るし余計信頼なくすでしょ。。。
多分本人はリアムを傷つけない為の優しい嘘と思ってそうですが、そもそもそのせいでズタボロだしたって分かってくれ。

そもそもフィオンがジョナスをパーティに呼ばなければこんなことにならなかったのでは?

いや、まずチップが存在していたのが原因では!?


チップを取るのがもっと早ければ良かったのに。。。

多分あったら便利なんだろうなぁって思いますし、もし現代社会にあったら私も即埋め込みますが。笑


ちなみにエピソード中で出てきた私的正しいチップの使い方は下の三つです。


①面接プロセスとしての記憶提供
→候補者が本当のことを言っているのか。危険人物ではないかを調べることが出来る。もし日本の新卒採用でこの記憶提供が行われれば世の中のバイト(サブ)リーダーやサークルの(副)代表数が激減するでしょうね笑
まあ、プライバシー保護の観点から絶対ありえないでしょうが

②セキュリティとしての記憶提供
→エピソード中では空港で搭乗者に対し過去24時間及び過去1週間の記憶を提供することを求めていました。これは良いですね。テロ対策にも繋がりますし、犯罪者の国外逃亡防止にも役立ちます。

③幸せな時間を振り返る
→出来れば幸せなときに振り返って欲しかった




さて今回でBLACK MIRRORシーズン1は終わりです。
本当はこのままシーズン2も紹介したいのですがこの作品は現在シーズン5まであり、このままだとBLACK MIRROR ブログと化してしまうので次からは一旦別の作品を紹介していこうと思います。


それでは、読んでいただきありがとうございました!