片翼、落穂、行列(オオハクチョウ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

11月の下旬の事でした。

市内の池に水鳥を観に行きます。

 

 

 

昼間なので、白鳥は疎らでした。

近隣の田圃に採餌に出かけてしまいます。

池に残るのは昨年からの残留組でした。

7羽のはずですが、1羽足りません。

 

 

 

 

他の白鳥と採餌に出かけたのかもしれません。

残留組の中には、飛べる個体がいました。

私の目の前で2羽が短距離を飛翔します。

長距離の飛行が困難なのかもしれません。

 

 

 

 

片翼が欠損している個体がいます。

失った左の翼が痛々しいです。

他の白鳥の飛翔に合わせて羽ばたきました。

一緒に飛びたいのだろう、と想像します。

 

 

 

 

遠くから、鳴き声が聴こえました。

近くに白鳥の群れが居るようです。

車で移動して、群れを探しました。

 

少し離れた田圃に、群れを見つけます。

100羽程が落穂や二番穂を食べていました。

車からの観察ですが、少し警戒されます。

 

 

 

 

手前にいた家族を撮りました。

灰色姿で嘴が黄色くないのは幼鳥です。

親鳥2羽に左右を守られていました。

 

 

 

 

農道を横切る集団がいました。

行儀よく、1列に並んで行進します。

畦道も農道も乗り越えていました。

 

 

 

これからの時期、まだまだ数が増えそうです。

非積雪時、日中は田圃に出かけていますが…

今年度も、白鳥で賑わう市内の池でした。