蓮田を横切る茶色の影(イタチ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

11月中旬の事です。

愛知県で探鳥をしました。

蓮田の周辺を徒歩で散策しますが…

 

今回の主役は野鳥ではありません。

 

 

 

ハクセキレイを見つけた時でした。

農道の先を、茶色いモノが横切ります。

慎重に近付いて、正体を確認しました。

ニホンイタチです。

 

 

 

 

何かに夢中で、私の存在に気づきません。

隠れる場所もない農道でしたが…

他の通行人もいないのが幸いします。

10分以上も観察できました。

黒い斑ある顔が特徴的です。

 

 

 

 

背伸びして周囲を警戒していました。

まるでミーアキャット(未見)です。

毛並みの美しさが分かりました。

 

 

 

 

たまに、舌を出して口元を舐めます。

仕草が可愛くて、カメラが離せません。

動作が素早いため、ボツ画像も量産します。

 

 

 

 

カメラを構えて不動の私を睨みますが…

すぐに自身の作業に没頭します。

どうやら、巣穴を掘っていたようでした。

 

画像の奥はT字路で、車が往来します。

車が通るたびに、道を横切って隠れました。

なかなかに忙しい作業です。

 

 

 

 

時折、カメラを下ろして腕を休ませます。

手持ち撮影だと、長時間は保持できません。

穴に入ったり、後ろ向きの瞬間を利用します。

『ダルマさんが転んだ』方式にしましたが…

 

とうとう気付かれました。

カメラを介さずに、見つめ合います。

イタチは口を開けて威嚇したようでした。

(何故か視線は逸らしていましたが)

 

 

 

ただ、その後も作業を再開します。

無害と思われたのか…

急ぐ必要があったのか…

 

十分に観察し終えました。

邪魔をしないように、退散します。

明るい場所で、ハッキリと撮影出来ました。