波打つ池に巴の顔(トモエガモ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

11月上旬の事です。

上越市の鳥見に行きました。

朝日池とその周辺を散策します。

 

近隣の自然公園を散策しましたが…

姿も声も、疎らでした。

アカゲラとシジュウカラのみを見つけます。

 

 

 

雨がパラつくため、朝日池に移動しました。

路肩が広く、車から観察が可能です。

雨を凌げて、鳥にも負荷の少ない手段でした。

 

池には沢山のカモ類が過ごしています。

最多なのは、オナガガモとマガモでした。

小群ずつ、飛翔と着水を繰り返します。

 

 

 

 

コハクチョウの家族も着水しました。

成鳥2羽、幼鳥3羽の構成です。

フルメンバーだと幼鳥は6羽のはずでした。

もしかすると、何羽かが落鳥したのかも…

白鳥の家族構成から、色々と想像します。

 

 

 

 

隅々まで、水面のカモ類を眺めました。

カルガモ、コガモ、ホシハジロ…

カンムリカイツブリとカイツブリも混じります。

少数ですが、トモエガモも見つけました。

 

 

 

 

嘴の基部に白斑のある♀も居ます。

オナガガモの群れに混じっていました。

池ですが、強風に波打っています。

 

 

 

 

温かい車内から、ゆっくりと観察しました。

小雨の中、双眼鏡でじっくりと見渡します。

雲間から太陽が水面を照らしました。

その際、ハシビロガモの夫婦を見つけます。

 

 

 

 

マガンやオオヒシクイが見当たりません。

明るいので、周辺を車で探してみました。

田圃に動く、茶色の鳥を見つけます。

トビでした。

 

 

 

強風を避けて、数羽が地表で過ごします。

時折、ふわりと短く跳び上がりました。

風に舞う姿は、まるで凧のようです。

 

 

その後も周囲を探しましたが…

白鳥やマガンは見つかりません。

空が暗くなり、雨の勢いも増してきます。

 

マガンは、後日の楽しみになりました。