紅葉の中の青灰色を(ゴジュウカラ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

10月18日の事です。

秋の戸隠に、探鳥に行きました。

今年こそは狙った野鳥が撮れるため…

カレンダーと天気予報を確認します。

 

 

 

未明に自宅を出発しました。

朝日が昇るのを眺めつつ、到着します。

車外気温は4℃とありました。

カメラを持つ指が悴みます。

 

駐車場には早くも人が集まっていました。

皆、同じ野鳥が目的の方々でしょう。

手にはカメラ機材を持っています。

既に、初認はされているようでした。

 

ツルマサキやマユミの実を確認します。

マユミは例年並みでしたが…

ツルマサキはかなり数が少ないです。

また、頻出場所の木が倒れていました。

探鳥場所が限られてしまいます。

熊に注意しつつ、散策しました。

 

 

 

最初はコガラが出迎えてくれます。

早朝だけの出現でしたが…

数多く飛び回っていました。

 

 

 

 

コゲラも健在です。

咥えた赤い実は、ツルマサキでした。

こちらも、よく見かけます。

 

 

 

 

キバシリの姿もありました。

素早い動きに翻弄されますが…

山林ならでは野鳥なので、パシャリ。

 

 

 

 

ゴジュウカラもよく出ました。

忙しく動き回っていますが…

サービス精神を持つ個体もいました。

ポーズをとったまま動きません。

 

 

 

 

正面ではなく、上方からも撮りました。

止まる姿はアクロバティックです。

上から見下ろしているかのようですが…

ゴジュウカラの止まり方の影響です。

 

 

 

背中は、青味のある灰色でした。

青灰色(あおはいいろ)と表現できます。

鈍色(にびいろ)という名前もありました。

日本古来の和色(わいろ)の1つですが…

バフ色といい、覚えるのに難渋します。

 

 

 

別の場所でも見つけました。

カラ類には恵まれた日です。

秋らしい風景や色合いでした。

 

 

 

 

しかし、肝心の野鳥には会えません。

5時間以上の滞在ですが、空振りです。

当日、別の場所には出現したそうでした。

 

もう1度、訪れる事ができそうですが…

再びカレンダーと天気予報と睨めっこです。