大きな葉に隠れて(ヨシゴイ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

8月下旬、阿賀野市を訪れました。

晩夏の瓢湖で探鳥を楽しみます。


例年は初夏に訪れていました。

今年は色々と予定が重なってしまい…

気が付いたら、この時期になりました。


蓮の花が咲き終わりかけています。

蓮の葉が大きく、存在感がありました。

岸辺からの視界を遮ってしまいます。

あまり探鳥向きの時期ではありません。




用水路に小さなトンボを見つけました。

ハグロトンボです。

メタリックな体や翅が綺麗でした。

 

 



鳥を探すため、蓮に視線を送ります。

茎に掴まる事の多い野鳥でした。

大きな葉に邪魔され、見つけられません。


手前にある葦に動くモノを見つけます。

今回の目的の野鳥、ヨシゴイでした。

抜き足差し足で水路を歩いています。

 

 



会えるか心配しましたが…

かなりの近距離での登場でした。

巧みに小魚を狩っています。

 

 

 


遊歩道のすぐ傍でした。

陽射しの強い日だったのが幸いします。

通行人も撮影者も、殆どいません。

存分に観察と撮影を楽しみました。

 

 

 


徐々に蓮の中に入っていきます。

隠れるには適した環境なのかもしれません。

茎に掴まるお決まりのポーズもありました。

長く伸ばした首は、いつ見ても凄いです。

 

 

 


見かける数は少なかったですが…

無事、目的を達成しました。

夏鳥ですが、時期も重要です。

生息環境を意識する必要がありました。

普段とは異なる時期に訪れると…

新しい学びがある気がします。