集団での漁(カワウ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

8月中旬の事です。

愛知県の藤前干潟を訪れました。

秋に渡ってくるシギチを探します。

 

久し振りの訪問でした。

堤防沿いの工事が終わっています。

以前よりも歩き易くなっていました。




干潮から少し時間がたった頃です。

露出した干潟で、野鳥を探しました。

 

カラス、ハト、ムクドリを見つけます。

干潟に来るのはシギチだけではありません。

彼等にとっても餌場でした。

 

 

 

 

遠くの干潟も確認しました。

黒い集団を見つけます。

カワウの群れでした。

所々、アオサギが混じります。

スズガモの姿もありました。

 

 

 

 

突然、カワウ達が移動を始めます。

一箇所を目指していました。

ダイサギも交ります。

 

 

 

 

目的地は海面でした。

カワウは200羽を超えます。

何も無い様に見えましたが…

何度も潜水を繰り返します。

 

 

 

 

魚の群れを追っているようでした。

浮上時には魚を咥えています。

海中はどんな事になっているのか…

かなりの魚を追い込んでいるようでした。

 

 



先程のダイサギが近くの浅瀬にいました。

カワウ程ではないですが、群れています。

何度も嘴を海に突き入れていました。

小さな魚を捕らえています。

 



カワウから逃れた魚を狙っていました。

遠目にはヒイラギのように見えます。

棘の多い魚のようでした。

苦労して飲み込んでいます。



カワウ達は集団で漁をしているようでした。

ダイサギ達もその行動を利用したようです。

興味深い状況でした。