8月上旬の事です。
市内の海岸を散策しました。
シギチを探して浜辺を歩きます。
…が、イソシギやトウネンだけでした。
まだまだ種類は少ないようです。
黒いシルエットを見つけました。
期待してカメラを向けると…
シルエットではありません。
クロサギでした。
岩場で見る事が多い存在ですが…
たまに浜辺でも見かけます。
この日は悠然と歩いていました。
なるべく近付かないようにします。
地元のサギ類は警戒心が強いので…
遠巻きに眺めていました。
雑草の隠れて首を伸ばします。
擬態しているのでしょうか?
サギ(詐欺)だけに。
「ピィ…、ピィ…」
対岸から可愛らしい声がします。
シギチを期待しましたが…
ミサゴでした。
図体に不似合いな可愛い声で鳴きます。
クロサギが移動しました。
足早にその場から離れていきます。
ミサゴから距離をとっているようでした。
周囲を見渡しているうちに…
いつの間にか居なくなります。
程なく、ミサゴも飛び去りました。
浜辺の野鳥相は、日々変動します。