7月の三連休の事です。
長野県で探鳥しました。
探鳥地には標高の高い場所を選びます。
ウソやホシガラスが目的でした。
天気予報では曇りのち晴でしたが…
完全な曇空に、小雨まで加わります。
探鳥向きの天候ではありませんでした。
それでも、野鳥は居るようです。
時折、何かの囀りを耳にしました。
木々に阻まれて、姿は見えません。
それでも、粘り強く散策を続けて…
何とか木の先端に小鳥を見つけます。
おそらくは、カヤクグリでした。
雲間からアマツバメも現れます。
暗くて細部は確認できませんが…
三日月状のシルエットで推測しました。
ようやく、目的の野鳥に出会います。
濁った鳴き声を頼りに、見つけました。
ホシガラスです。
昨年、乗鞍岳で初見して以来でした。
その時に比べると褐色味が強いです。
幼鳥でしょうか?
それとも、換羽中でしょうか?
観察歴が浅いため、分かりません。
数回見かけましたが…
撮影出来たのは最初だけでした。
代わりにフィールドサインを見つけます。
松ぼっくりが散らばっていました。
ホシガラスの残した食痕でしょう。
ハイマツが大好物で有名です。
雨足が速くなりました。
東屋に避難し、止むのを待ちます。
1時間程を雨宿りしました。
途中、囀る野鳥を見つけます。
木の天辺に止まっていました。
ルリビタキ♂です。
冬に見た事はありました。
夏に囀る姿を見るのは初めてです。
朝に聴こえた囀りの主は彼でしょう。
もっとお近付きになりたかったのですが…
雨の上がる前に飛び去ってしまいました。