苗名滝とともに(カワガラス) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

6月下旬の事です。

戸隠での探鳥を終えました。

昼食は名物の戸隠蕎麦にします。

その後、帰路につきますが…

途中、苗名滝に立ち寄りました。

 

 

 

苗名滝は新潟と長野の県境にあります。

関川の川沿いを上流に向かいました。

途中、川辺で探鳥も楽しみます。

 

 

 

川石にハクセキレイを見つけました。

天気が良いため、川面が光ります。

真夏ではありませんが、眩しい環境でした。

 

 

 

 

キセキレイも発見しますが、遠いです。

なおも野鳥を探して川辺を観察すると…

川岸に、カワガラス幼鳥を見つけます。

 

 

 

 

まだ羽は真っ黒ではありません。

白斑が残り、いかにも幼鳥らしいです。

覚束ない足取りで移動していました。

 

 

 

 

近辺に、全部で3羽を見つけます。

親鳥の姿は見当たりませんでした。

既に、自分で餌を獲っているようです。

 

 

 

 

逆光だと、成鳥っぽく見えました。

しかし、まだまだ泳ぎも下手なようです。

何度か、水の勢いに流されかけていました。

慌てて川石に戻る姿が、愛らしかったです。

 

 

 

 

苗名滝自体にも行ってきました。

駐車場から片道15分程かかります。

遊歩道はヒンヤリと涼しく、心地よくて…

天然のクーラーでした。

 

 

苗名滝は落差55mの高さを水が流れ落ちます。

この豪快な滝を『地震滝』と呼んだのだとか。

日本の滝百選にも選ばれています。

轟音が鳴り響いていました。

 

 

 

 

かすかにミソサザイの囀りが聴こえます。

普段は声量の大きいミソサザイですが…

さすがに苗名滝の轟音には敵いません。