新緑の季節(オオムシクイ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

5月下旬の事です。

市内の自然公園を散策しました。

特徴的な鳴き声を求めて流離います。

目的はサンコウチョウでした。




スズメの幼鳥を見つけます。 

親鳥の姿はありませんでしたが…

まだ給餌をされているようです。


 

 


高い枝で囀る小鳥がいました。

メジロです。

先日のシチトウメジロを思い出します。

メジロの方が、嘴も体も小さく感じました。

 

 



上空を白い鳥が飛んでいきます。

ハクチョウ…ではなく、ダイサギでした。

4羽が並んで、翼を動かしています。

1羽をずらして撮影したみたいになりました。

 

 



サンコウチョウは姿も声もありません。

今年は飛来しなかったのかも…

そう諦めていた時でした。


「ジジッ…、ジジッ…、ジジッ…」 


聴いた事の有るような、無いような声が。

声のする方を探しました。




最初はエナガだと聞き間違えます。

エナガ団子を期待して探していると…

姿を現したのは、ムシクイ類でした。

鳴き声で判別します。

オオムシクイでした。

 

 



ムシクイ類は皆似たような容姿です。

しかし、春は囀りで区別が可能でした。

昨年も同時期に観察した事があります。



…リンクの貼り方を学習しました(^ ^;)




動き回りますが、囀る時間も長いです。

先程の鳴き声は地鳴きですが…

囀りは、また少し異なります。


「チョリリ、チョリリ、チョリリ…」

(私にはこう聴こえます)


リズミカルな囀りでした。

 

 



エゴノキの中に留まります。

小虫か花を食べているように見えました。

白い小さな花に囲まれる姿を撮ります。

新緑の季節らしい写真になりました。

 

 

 


思えば、前日から聴こえていた鳴き声です。

北に渡る途中に立ち寄ったのでしょう。


サンコウチョウには会えませんでしたが…

嬉しい出逢いとなりました。