5月中旬、三宅島で探鳥しました。
…が、今回は野鳥以外の話です。
観たい野鳥には、初日に概ね会えました。
満足に撮影出来なかった種もいますが…
日が陰ると、さらに条件が悪いです。
初日の午後は三宅島を観光しました。
新鼻新山という、海崖に登ります。
昔の噴火の際に出来た火砕丘でした。
独特の地形は、見ていて飽きません。
三宅島の東側にも行ってみました。
やはり、独特の海崖が続きます。
上空にアマツバメを見つけました。
数羽で群れています。
運が良いとウミガメを観察出来るそうです。
夏、産卵のために浜辺に来るのだとか。
海面を双眼鏡で見渡しますが…
ウミガメらしき姿はありません。
呼吸時、運良く発見できると良いのですが…
私は、亀とは縁が遠いようです。
妙な場所に白波が立ちました。
黒っぽい何かが見え隠れします。
何と、イルカでした。
少なくとも4頭を確認しました。
崖の上から望遠レンズで撮影します。
数十秒ごとに、海面に現れました。
じゃれ合っているように見えます。
ミナミバンドウイルカでした。
三宅島の傍で過ごすグループなのだとか。
後に、宿のオーナーに教えて頂きます。
三宅島にはイルカツアーもありました。
目的が異なるため、私は参加しませんが…
幸運に恵まれた、イルカとの遭遇でした。
親2頭と子2頭だと思います。
背ビレの傷付き方から推測しました。
三宅島の南に、御蔵島があります。
イルカ観察の聖地なのだとか。
イルカと泳ぐ事も出来るそうです。
帰りの船で知り合った女性から伺いました。
イルカが好きで、御蔵島に行ったのだとか。
御蔵島には百頭以上が生息していて…
そんな場所は、国内では他に無いそうです。
イルカ女子に熱く語られました。
お返しに…
鳥オヤジとして、野鳥を語りました。
お互いに好きな事の情報交換をします。
一人旅で、様々な出会いに恵まれました。
〜旅行の小話⑥〜
旅の初日、早朝から野鳥を探します。
あまり食事に時間が割けませんでした。
朝飯は、持参したクラッカーです。
昼飯は、ホテルのランチでした。
美味しかったですが、島の名産ではありません。
夕飯には、気を回したいところでした。
今回選んだ宿には夕飯がありません。
お勧めの店を教えて貰います。
宿に程近い場所に居酒屋がありました。
幸いにも、混み合ってはいません。
カウンターに案内されます。
まずは生ビールを注文して…
お通しを突きつつ、天麩羅を選びました。
伊豆諸島の名産、アシタバ(明日葉)です。
あの独特の臭いは、個人的には好きです。
後に、三宅島では生産終了したと知りました。
帰りは、外灯のない道を歩きます。
宿でライトを貸して頂いていました。
晴れていれば星空が楽しめましたが…
残念ながら曇り空、明日は雨の予報です。
夜道でも、自然の息づかいを感じました。
イタチやヒキガエルを見つけますが…
クマやイノシシは居ません。
安心して夜の散歩を楽しみました。