三宅島探鳥記⑥(ミナミバンドウイルカ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

5月中旬、三宅島で探鳥しました。 

…が、今回は野鳥以外の話です。

 

 

 

観たい野鳥には、初日に概ね会えました。

満足に撮影出来なかった種もいますが…

日が陰ると、さらに条件が悪いです。

初日の午後は三宅島を観光しました。

 

 

 

新鼻新山という、海崖に登ります。

昔の噴火の際に出来た火砕丘でした。

独特の地形は、見ていて飽きません。

 

 
 
 
崖の上から船が見えます。
ちょうど、到着のタイミングでした。
朝、私が乗船した船のはずです。
八丈島から三宅島に戻ってきました。
この後、東京に向かって出航します。

 

 

 

 

三宅島の東側にも行ってみました。

やはり、独特の海崖が続きます。

上空にアマツバメを見つけました。

数羽で群れています。

 

 

 

 

運が良いとウミガメを観察出来るそうです。

夏、産卵のために浜辺に来るのだとか。

海面を双眼鏡で見渡しますが…

ウミガメらしき姿はありません。

呼吸時、運良く発見できると良いのですが…

私は、亀とは縁が遠いようです。

 

 

 

妙な場所に白波が立ちました。

黒っぽい何かが見え隠れします。

何と、イルカでした。

 

 

 

 

少なくとも4頭を確認しました。

崖の上から望遠レンズで撮影します。

数十秒ごとに、海面に現れました。

じゃれ合っているように見えます。

 

 

 

 

ミナミバンドウイルカでした。

三宅島の傍で過ごすグループなのだとか。

後に、宿のオーナーに教えて頂きます。

三宅島にはイルカツアーもありました。

目的が異なるため、私は参加しませんが…

幸運に恵まれた、イルカとの遭遇でした。

 

 

 

親2頭と子2頭だと思います。

背ビレの傷付き方から推測しました。

 

 

 

三宅島の南に、御蔵島があります。

イルカ観察の聖地なのだとか。

イルカと泳ぐ事も出来るそうです。

 

 

帰りの船で知り合った女性から伺いました。

イルカが好きで、御蔵島に行ったのだとか。

御蔵島には百頭以上が生息していて…

そんな場所は、国内では他に無いそうです。

イルカ女子に熱く語られました。

 

お返しに…

鳥オヤジとして、野鳥を語りました。

お互いに好きな事の情報交換をします。

 

一人旅で、様々な出会いに恵まれました。

 

 

 

生ビール  日本酒  寿司  お弁当  ステーキ

 

 

 

〜旅行の小話⑥〜

 

 

 

旅の初日、早朝から野鳥を探します。

あまり食事に時間が割けませんでした。

 

朝飯は、持参したクラッカーです。

昼飯は、ホテルのランチでした。

美味しかったですが、島の名産ではありません。

夕飯には、気を回したいところでした。

 

 

 

今回選んだ宿には夕飯がありません。

お勧めの店を教えて貰います。

宿に程近い場所に居酒屋がありました。

 

 

幸いにも、混み合ってはいません。

カウンターに案内されます。

 

まずは生ビールを注文して…

お通しを突きつつ、天麩羅を選びました。

伊豆諸島の名産、アシタバ(明日葉)です。

 

 

 
 
少しクセのあるセリ科の植物でした。
「今日摘んでも、明日には新葉が生えている」
名前の由来通り、生命力が強いのが特徴です。
昔、伊豆大島で過ごした際によく食べました。
 
「くさや」という干物も探しましたが…
残念ながら、見つかりません。
飲食店で提供するには、適さないのかも。
あの強烈な臭いは、苦情レベルなので。

あの独特の臭いは、個人的には好きです。

後に、三宅島では生産終了したと知りました。
 
 
 
お次は、地元の刺身盛り合わせです。
肉厚で食べ応えがありました。
島の焼酎「雄山一」とともに頂きます。
三宅島の食材を堪能しました。
 
 

 

 

帰りは、外灯のない道を歩きます。

宿でライトを貸して頂いていました。

晴れていれば星空が楽しめましたが…

残念ながら曇り空、明日は雨の予報です。

 

夜道でも、自然の息づかいを感じました。

イタチやヒキガエルを見つけますが…

クマやイノシシは居ません。

安心して夜の散歩を楽しみました。