シンガポール探鳥記:2025年⑦(ビロードカワウソ) | その日ばかりの野鳥観察

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山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

3月上旬、シンガポールを旅行しました。

もちろん、探鳥が目的ですが…

初めての野生動物とも出会いました。

 

 

 

旅行2日目の事です。

朝からシンガポール植物園に向かいました。

再びコウハシショウビンに会いたくて…

また、他のカワセミ類にも期待します。

 

 

水辺を中心に散策しました。

前日に見かけた湖には姿がありません。

代わりに、コアオバトが居ました。

(Pink-necked Green Pigeon)

 

 

 

頸部~胸部がカラフルなのは♂です。

♂の方が赤いのはアオバトと同じでした。

 

 

 

別の水辺でも、再び出会います。

生えていた枝を折って咥えました。

巣材に利用するのでしょうか?

生木を折って持ち去るようです。

 

 

 

 

水辺に人が集まっていました。

ミズオオトカゲだと思ったら…

大きく水面が爆ぜました。

トカゲではない、黒い何かが居ます。


程なく、水面から顔が現れました。

ビロードカワウソです。

(Smooth-coated Otter)

 

 

 

 

よく見ると、2匹いました。

それぞれが魚を食べています。

バリバリ…、バリバリ…。

迫力ある哺乳類の捕食シーンでした。

器用に前足を使って魚を保持します。

 

 

 

 

食事を終えると、顎をカキカキ。

愛嬌のある行動ですが…

食事する姿は荒々しいものでした。

 

 

 

 

カワウソの周囲には他の動物も集まります。

魚の臭いに釣られてきたのでしょう。

アカミミガメやオオトカゲでした。

 

 

 

 

たた、カワウソは囲いの中です。

何故かカワウソだけが潜り込んでいました。

安心して食事に専念しています。

本来は植物を守るためなのでしょうが…

カワウソにとっての安全地帯でした。





この国ではカワウソは人気者です。

マスコットなのかもしれません。

土産物に Otter の小物などを見つけます。

可愛いイラスト絵でした。




ネットで調べてみます。

家族単位で観察されるのだとか。

それぞれ縄張りらしきものがあります。

ただ、可愛いばかりではありません。

近付くと、襲われる事もあるそうです。

適切な距離を保たなければなりませんね。



 

夜の街  夜の街  夜の街  夜の街  夜の街

 

 

 

~旅行の小話⑦~



前回の続きです。

話題はシンガポールの夜景でした。

有名なマリーナベイ・サンズを眺めます。

大きな船に例えられる建物でした。


 



夜は様々な色にライトアップされます。

それだけでも、見応えがありました。

 

 



光のショーを観るために移動します。

『ガーデンラプソディー』

『スペクトラ』

どちらも素敵なショーでした。

観光客で賑わうため、混雑しますが…

訪れる度に、また観たくなります。




下からマリーナベイ・サンズを眺めました。

この角度だと『船』ではなく…『バナナ』?

黄色く光る時を写せば良かったです。