シンガポール探鳥記の続き(6回目)です。
1日目のお昼過ぎの事でした。
雨が降り出したため、探鳥を諦めます。
家族と合流するため、地下鉄に乗りましたが…
移動中に雨が止みます。
一時的なスコールのようでした。
探鳥を諦めきれず、途中の駅で下車します。
ボタニック・ガーデン駅でした。
シンガポール植物園に直結しています。
一年振りに植物園で探鳥を再開しました。
植物園の北側の湖に立ち寄ります。
毎回、何かしらの出会いがある場所でした。
早々にシロハラクイナを見つけます。
(White-breasted Waterhe)
数羽が水浴びや採餌をしていました。
嘴が褐色の幼鳥の姿もあります。
別行動のため、一緒に写せませんが…
心ゆくまで観察しました。
水辺にはサギ類の姿も見つけます。
日本でもよく見るサギ類でした。
ヨシゴイです。
(Yellow Bittern)
海外まで来て、ヨシゴイも何ですが…
渡り鳥として、確かに南下していました。
水面を見つめたまま動きません。
時間が惜しくて、他の場所に移動しました。
シトシトと、再び雨が降り始めます。
雨宿り先を探している最中の事でした。
植込みの中に黒い野鳥を見つけます。
シキチョウでした。
(Oriental Magpie-Robin)
昨年も観察した野鳥です。
雨に濡れた姿は艶やかでした。
もっと観察したかったのですが…
カメラが濡れるのはいただけません。
手早く撮影し、近くの東屋に避難します。
徐々に雨足が早くなりました。
恨めしい気持ちで、空を見上げると…
視界に野鳥の群れを見つけました。
大きな葉に2種類が止まっています。
コアオバトとミドリカラスモドキでした。
(Pink-necked Green Pigeon)
(Asian Glossy Starling)
仲良く、大きな葉に乗っています。
ただ、雨が降る上に距離がありました。
精細な写真は諦めていましたが…
異なる野鳥が現れました。
対岸の枝にとまります。
朝に見たナンヨウショウビンに似ますが…
異なるカワセミ類でした。
コウハシショウビンです。
(Strok-billed Kingfisher)
雨の中、下方の水面を見つめていました。
SSをギリギリまで調整します。
遠くても、ハッキリと写したい対象でした。
暗さと手振れとの闘いです。
前回は出会えなくて残念でした。
思いがけず、雨の中での発見です。
精細な写真を撮りたくなりました。
もう少し近くで観察したくなります。
雨の勢いが弱くなる頃合いを狙いました。
黒い折りたたみ傘を活用します。
慎重に距離を詰めました。
木々の間から撮影出来ましたが…
背景が雲で白くなってしまいます。
それでも、1年越しの観察でした。
もう会えないかもしれません。
コウハシショウビンは同じ所に留まります。
雨にも負けず、しっかり堪能しました。
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翌日、もっと良い条件で再会しましたが^^;
~旅行の小話⑥~
シンガポールは、夜も見所が沢山です。
夜景が綺麗な場所も多くて…
ガーデン・バイ・ザ・ベイは特に有名です。
初日の夜に行きました。
不思議な光景を目にします。
コスプレの人々が沢山集まっていました。
アニメ関係のイベントがあったようです。
アニメをよく知る子供が喜んでいました。
『八王子P』(作曲家)も訪れていたとか。
会場は凄い盛り上がりでした。
『ガーデン・ラプソディ』を観覧します。
こちらも、光と音で魅せてくれました。
曲に合わせて光が律動します。
昼間とは異なる魅力がある場所でした。
シルバーツリーと観覧車も輝きます。
まるで映画『アバター』の世界でした。
幻想的な光景です。
非日常を堪能しました。