シンガポール探鳥記:2025年⑥(コウハシショウビン) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

シンガポール探鳥記の続き(6回目)です。

1日目のお昼過ぎの事でした。

 

 

雨が降り出したため、探鳥を諦めます。

家族と合流するため、地下鉄に乗りましたが…

移動中に雨が止みます。

一時的なスコールのようでした。

 

 

探鳥を諦めきれず、途中の駅で下車します。

ボタニック・ガーデン駅でした。

シンガポール植物園に直結しています。

一年振りに植物園で探鳥を再開しました。

 

 

 

植物園の北側の湖に立ち寄ります。

毎回、何かしらの出会いがある場所でした。

早々にシロハラクイナを見つけます。

(White-breasted Waterhe)

 

 


数羽が水浴びや採餌をしていました。

嘴が褐色の幼鳥の姿もあります。

別行動のため、一緒に写せませんが…

心ゆくまで観察しました。

 

 

 

水辺にはサギ類の姿も見つけます。

日本でもよく見るサギ類でした。

ヨシゴイです。

(Yellow Bittern)

 

 

 

海外まで来て、ヨシゴイも何ですが…

渡り鳥として、確かに南下していました。

水面を見つめたまま動きません。

時間が惜しくて、他の場所に移動しました。

 

 

 

シトシトと、再び雨が降り始めます。

雨宿り先を探している最中の事でした。

植込みの中に黒い野鳥を見つけます。

シキチョウでした。

(Oriental Magpie-Robin)

 

 

 

昨年も観察した野鳥です。

雨に濡れた姿は艶やかでした。

もっと観察したかったのですが…

カメラが濡れるのはいただけません。

手早く撮影し、近くの東屋に避難します。

 

 


徐々に雨足が早くなりました。

恨めしい気持ちで、空を見上げると…

視界に野鳥の群れを見つけました。

大きな葉に2種類が止まっています。

コアオバトとミドリカラスモドキでした。

(Pink-necked Green Pigeon)

(Asian Glossy Starling)

 

 

 

仲良く、大きな葉に乗っています。

ただ、雨が降る上に距離がありました。

精細な写真は諦めていましたが…

異なる野鳥が現れました。

 

 

 

対岸の枝にとまります。

朝に見たナンヨウショウビンに似ますが…

異なるカワセミ類でした。

コウハシショウビンです。

(Strok-billed Kingfisher)

 

 

 

雨の中、下方の水面を見つめていました。

SSをギリギリまで調整します。

遠くても、ハッキリと写したい対象でした。

暗さと手振れとの闘いです。

 

 

 

前回は出会えなくて残念でした。

思いがけず、雨の中での発見です。

精細な写真を撮りたくなりました。

もう少し近くで観察したくなります。

 

 

雨の勢いが弱くなる頃合いを狙いました。

黒い折りたたみ傘を活用します。

慎重に距離を詰めました。

木々の間から撮影出来ましたが…

背景が雲で白くなってしまいます。

 

 

 

それでも、1年越しの観察でした。

もう会えないかもしれません。

コウハシショウビンは同じ所に留まります。

雨にも負けず、しっかり堪能しました。

 

翌日、もっと良い条件で再会しましたが^^;

 

 

 

雨  雨  雨  雨  雨

 

 

 

~旅行の小話⑥~

 

 

 

シンガポールは、夜も見所が沢山です。

夜景が綺麗な場所も多くて…

ガーデン・バイ・ザ・ベイは特に有名です。

初日の夜に行きました。

 

 

不思議な光景を目にします。

コスプレの人々が沢山集まっていました。

アニメ関係のイベントがあったようです。

アニメをよく知る子供が喜んでいました。

 

『八王子P』(作曲家)も訪れていたとか。

会場は凄い盛り上がりでした。

 

 

 

『ガーデン・ラプソディ』を観覧します。

こちらも、光と音で魅せてくれました。

曲に合わせて光が律動します。

昼間とは異なる魅力がある場所でした。

 

 

 

 

シルバーツリーと観覧車も輝きます。

まるで映画『アバター』の世界でした。

幻想的な光景です。

非日常を堪能しました。