雪の水辺で(タシギ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

2月中旬の事でした。

上越市での探鳥の続きです。

 

 

 

雪の積もった公園を歩きました。

部分的に凍った場所もあります。

数羽のアトリを氷上に見つけました。

元気に動き回っています。

 

 

 

 

水の流れる場所は、雪がありません。

カシラダカが餌を探していました。

動きがあるため、見つけるのは容易です。

 

 

 

 

一方で、動きのない野鳥もいました。

図らずも何度も飛ばしてしまいます。

幸いにも、複数羽が潜んでいました。

辛うじて、1羽を見つけ出します。

 

 

 

 

雪の水辺にうずくまるタシギでした。

保護色の影響で、初見では発見困難です。

この個体は飛ばずに留まってくれました。

今季はタシギによく出会う気がします。

 

 

 

 

雪が降り出したため、撤収しました。

公園の周囲の田園を、車で巡ります。

田園というより、ほぼ雪原でした。

 

 

 

1羽のコハクチョウを見つけます。

用水路からトボトボと歩いていました。

大きな足跡も雪景色と比べると小さいです。

 

 

 

 

雪原にマガンの群れを見つけました。

オオヒシクイも混じっています。

僅かに露出した稲を掘り出していました。

 

 

 

 

積雪時の餌探しは大変です。

ただ、普段は数日で融けていました。

最長寒波の期間だと分かりませんが…

 

 

じきに北帰行が始まる頃でした。

十分に栄養を摂り、備えて欲しいです。