1月下旬の事です。
市内の自然公園を散策しました。
天候が悪い日が多い時期です。
探鳥が出来る日は貴重でした。
鳴き声もしない、静かな朝です。
園内の柿の木に向かいました。
…が、もう柿は全て無くなっています。
食べられたのか、風で落ちたのか。
群がる野鳥もいませんでした。
シロハラやトラツグミは何処へ?
公園を歩き回ってみます。
芝生広場の辺縁で見つけました。
シロハラが近くの林から姿を出します。
しかし、直ぐに隠れてしまいました。
同じ広場の遠方にはトラツグミも。
しかし、やはり直ぐに飛び去ります。
別の個体を見つけました。
雪囲いの板にとまっています。
まだ複数が残っているようでした。
皆、なかなか警戒心が強いです。
柿の実を啄む時は、ユルユルでしたが…
積雪と食物が影響していたのでしょう。
鳴き声も無く、野鳥が現れました。
アオゲラです。
桜の樹の枯れ枝に止まりました。
静かに周囲の様子を伺っています。
頭に赤色部がある♂でした。
腰部には黄色味が混じります。
背中は緑、頬は赤、腹部は白黒の横斑…
改めて見ると、色彩豊かなキツツキです。
ここでは、たまに見かける存在でした。
野鳥散策ではボウズな事もありますが…
毎回、何かしら観察する事ができています。
「見つけるまで帰りません」
そんな気持ちで探鳥しているのも理由ですが…
自然豊かな公園に感謝しています。