内陸の湖で(シノリガモ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

新年、三が日の事です。

家族と泊まりがけの旅行に行きました。

行き先は北信地方です。

車で長野県を北上しました。

途中、岡谷ICで高速道路を降ります。

諏訪湖に立ち寄りました。

 

家族「ワカサギ釣りをしてみたい」

 

ただ、当日は既に予約でいっぱいです。

長期連休は事前の計画が必須でした。

代わりに、美術館などを巡ります。

 

 

 

諏訪湖の湖畔で昼食を摂りました。

食べるのが早い私は、少しだけ別行動を…

短時間だけ、水辺で探鳥しました。

 

 

小さな葦原から鳴き声が聴こえます。

スズメの群れが潜んでいました。

近くにいた1羽を撮影します。

寒さのため、モフモフがマシマシでした。

 

 

 

 

水門近くに、ミコアイサを見つけます。

立ち姿は初めて見るかもしれません。

足先の形状を確認したかったのですが…

流れの速い水の中でした。

 

 

 

 

ホオジロガモも見つけました。

海ガモのイメージがありましたが…

この地で見る事がよくあります。

 

 

 

 

更に意外なカモも居ました。

シノリガモです。

こちらも海を中心に飛来するはずですが…

♀(♂若鳥?)が2羽でした。

 

 

 

冬、日本の沿岸部に飛来するカモです。

夏はシベリアやアラスカ等で繁殖します。

繁殖期は渓流などに生息するそうですが…

冬に内陸部で観察出来たのは稀な気がします。

 

 

 

私の驚きをよそに、悠々と過ごしていました。

警戒心が薄いのか、岸近くを泳ぎます。

何度も潜水を繰り返していました。

 

 

 

 

地元でも観察しましたが、環境が違います。

こちらは穏やかな水面でした。

様々な仕草を観る事が出来ます。

 

頭を搔き掻きするポーズも。

 

 

 

 

冬に淡水域で観察出来るとは…

様々な幸運に恵まれました。

30分に満たない探鳥です。

それでも、十分に楽しめました。

 

休息の後、次の目的地に向かいます。

野生の猿を観察出来る場所でした。

 

次回に続きます。