白鳥家の鳥たち(オオハクチョウ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

12月上旬の事です。

朝、 池のある公園を散策しました。

カモ類が増えてきたはずです。

オカヨシガモあたりに会えるカモ…

そんな期待をしていました。




園内の池を見渡します。

マガモ、カルガモ、オオバン、カワウ…

定番の野鳥達をみつけました。

 

 



しかし、目当てのカモは見つけられません。

代わりに、白鳥が群れていました。

毎年、この公園には数羽が飛来します。

オオハクチョウでした。

 

 



白鳥は家族で群れる習性があります。

このグループは親2羽と子4羽でした。

純白の親鳥に、灰色の若鳥が続きます。

 

 



奥から続々と別グループが現れました。

全部で30羽弱になります。

4〜5組に別れているようでした。

皆、白鳥の家族です。

ある意味、白鳥家(しらとりけ)でした。

 

 



池の端に移動していきます。

時折、羽撃く動作も行いました。

飛び立つための前準備のようです。

 




しばらくの後、順に飛び始めました。

私の方に向かってきますが…

思ったよりも距離が近過ぎました。

全体を写す事ができません。

1羽に絞って撮る事にしました。

 


 


近隣の田圃へ採餌に向かったのでしょう。

今年は二番穂を残した田圃が沢山あります。

餌に困る事は無さそうでした。


新潟県には田圃と湖沼がたくさんあります。

白鳥やカモ類が越冬するには好条件でした。

積雪さえなければ、ですが。