荒波の中に(ヒメウ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

11月30日の事です。

この日は風の強いでした。

海も荒れているに違いありません。

再び、シノリガモを探しに行きました。

 

 

 

高波が砂浜をさらいます。

海に入ると、流されそうでした。

波飛沫も飛ぶため、近付けません。

案の定、海は荒れ模様です。

安全な位置から双眼鏡で探しました。


 

 

波間に黒いシルエットを見つけます。

嘴の長い鳥が漂っていました。

飛び去る姿だけ撮影できます。

ヒメウのようでした。

 

 

 

 

数羽のウミネコも飛んで来ます。

が、強風に翻弄されて上手く飛べません。

流されるように去ってしまいました。

 

 

 

 

再び海面にシルエットを見つけます。

今度もヒメウでした。

少なくとも2羽が居たようです。

連写すると、1枚だけピントが合いました。

 

 

 

 

その後も観察を続けますが…

大きな波間に見え隠れしていました。

潜水もするため、撮影難易度が高いです。

 


結局、飛び去ってしまいました。

背景の荒波が、目まぐるしく変化します。

 

 



残念ながらシノリガモは居ませんでした。

しかし、荒波の中を他の野鳥が過ごします。

厳しい冬を生き抜いていました。

野生動物に敬意を抱きます。


暖かい車内に避難しながら、ですが。