10月下旬に中国地方を旅しました。
野鳥要素が少なくなりましたが…
最終日、出雲大社を中心に参拝します。
朝、松江市をレンタカーで出発しました。
最初の目的地は石見国一之宮の物部神社です。
不慣れな道に苦労しつつ、無事到着しました。
木造の大鳥居は存在感が抜群です。
境内は人も少なく、静かでした。
参拝を終え、御朱印を頂きます。
境内には狛犬の他に「狛鶴」がいました。
神様が鶴に乗って降臨した伝説に因みます。
その容姿からは、やはりタンチョウでしょうか。
以前から不思議に思う事がありました。
鶴は昔話などに登場しますが…
昔は全国的に鶴が居たのでしょうか?
普段の生活からは、鶴は縁遠いです。
Wikipediaによると…
平安時代には「鶴」の単語が使われていた。
江戸時代、「鶴」はタンチョウを指す例が多い。
しかし、全国でタンチョウを見る事は稀だった。
「鶴」はマナヅルを指していたという説もある。
…との事です。
やはりタンチョウは稀な存在でした。
マナヅルも、冬に九州に飛来するのみです。
「鶴」は麒麟・鳳凰のような存在なのかも…
そんな妄想を抱いてしまいました。
続いて、出雲大社に向かいます。
中学生の頃、修学旅行で訪問しました。
その頃の記憶は殆どありませんが…
『大注連縄』を見た事は覚えています。
大型観光バスを沢山見かけました。
流石は有名観光地です。
海外からの旅行客も沢山いました。
駐車場は多く、難なく停められます。
雨が降り始めてしまいました。
境内に向かう途中、カルガモを見かけます。
この日見つけた、数少ない野鳥でした。
天候と時間の都合上、この日の探鳥は諦めます。
出雲大社の御祭神は大国主大神です。
「因幡の白兎」「根の国訪問」「国譲り」…
様々な神話に登場する有名人(神)です。
数多くの名前、数多くの奥さんを持ちます。
縁結びの神様としても、御利益があるとか。
境内には「因幡の白兎」の像がありました。
他にも可愛らしい兎がいます。
境内の彼方此方で見る事が出来ました。
…何というか、愛らしすぎる造形です。
こちらは拝殿です。
人気の観光地のため、観光客が大勢でした。
少ないタイミングに撮影しましたが…
雨の中でも、参拝者が絶えません。
出雲大社は『大注連縄』が有名です。
上の画像の注連縄も大きいのですが…
昔の記憶よりも小さいので、不思議でした。
実は、このブログを作成中に気付きます。
『大注連縄』は別の場所にありました。
拝殿に向かって左手にある、神楽殿です。
現場で気付けず、見過ごしてしまいました。
…出雲大社を観光される方、ご注意ください。
昼食後、もう一つの出雲国一之宮へ。
島根市にある熊野大社です。
少し駆け足気味の参拝でした。
無事、御朱印を頂きます。
どことなく、出雲大社に似た雰囲気でした。
この日で、3つの一之宮を参拝しました。
この旅で、6つの一之宮を参拝しました。
厳島神社
水若酢神社
由良比女神社
物部神社
出雲大社
熊野大社
それぞれ特徴のある神社でした。