ようやく発見(カリガネ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

10月27日の事です。

戸隠からの帰路、最寄り池に立ち寄ります。

冬は水鳥で賑わう場所でした。




水草を掻き分けて、黒い水鳥が現れます。

オオバンでした。

徐々に数が増えています。

冬が近付いていると感じる存在でした。

 




空を黒い鳥が通り過ぎます。

カワウの群れでした。

池の上空を越えて、山側に向かいます。

塒があるのかもしれません。

 

 



水面にマガンの群れが降り立ちました。

たった数羽の小さい群れです。

念のため、双眼鏡で1羽1羽確認しました。

下の画像の右の1羽に、目が止まります。

カリガネでした。


 



マガンよりも、ひと回り小さいです。

黄色いアイリング、広い白色の額…

右の個体、間違いありません。


 



正面顔だと、差異に気付きにくいです。

白色部が主張していました。


 



マガンには幼鳥も交じっていましたが…

カリガネが最も小さい存在でした。

仲良く群れで行動しています。

中心に居ると、お姫様扱いに見えました。





数年前から冬季に探していた野鳥です。

大群の中からは見つけられませんでした。

今回もあまり期待はしていませんでしたが…

ようやく発見しました。

1羽だけでしたが、嬉しい出逢いです。




もっと観察したいのですが、用事がありました。

残念ながら、長居はできません。

再訪して、改めて探したい存在です。