10月26日の事です。
市内の海岸を散策しました。
暑くも寒くもない土曜日です。
いつになく、釣り人の多い日でした。
幼児のいる家族連れで賑わいます。
デイキャンプも楽しんでいました。
遠くではバイクが爆音を唸らせています。
オフロードフェスティバルが開催中でした。
賑やかな理由に、納得がいきます。
喧騒とは無縁の浜辺を歩きました。
シギチとも無縁になりかけましたが…
僅かに1羽だけのソリハシシギを見つけます。
他にはカワウとウミネコがいました。
上空にはトビを見つけます。
足に何かを掴んでいました。
詳しく確認しようとカメラで覗くと…
飛んだまま、口に運んでいました。
他の猛禽類で見た事がある行動です。
トビも同様なのですね。
離れた場所でウミネコが騒いでいました。
魚をめぐって奪い合いをしています。
それを見て、思わず言葉が漏れました。
「それ、食べたら絶対ダメなヤツ…」
咥えている魚からは、釣り糸が…
どういう経緯で、そんな状況に?
釣り人が釣った魚を奪われたのでしょうか?
釣り糸ごと捨てた魚を拾ったのでしょうか?
回収したくても、ウミネコが持ち去ります。
幸い、途中で海中に落としましたが…
別の野鳥が拾うかもしれません。
残念ながら、船でもないと回収不能でした。
野鳥にとって釣り針や釣り糸は凶器です。
嘴や足に絡まり、命を落とす事があります。
釣りをする方々は、くれぐれも御注意を。
【観察したシギチ】
ソリハシシギ 1