数を食べる(メダイチドリ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

9月3日の事です。

仕事が定時に終わりました。

日没まで、少しだけ余裕があります。

海に向かいました。




浜は夕陽に照らされています。

トウネンが群れで過ごしていました。

全部で9羽を確認します。

皆、忙しそうに採餌していました。





離れた場所にも1羽を見つけます。

静かに、浜辺で蹲っていました。

同じくトウネンだと思いましたが…

少しだけ雰囲気が異なりました。


 


Googleレンズでは『ミユビシギ』と出ます。

後ろ趾があるため、違うはずです。

後ろ趾を有するミユビシギもいるそうですが…

結果、トウネン幼鳥と暫定しました。

秋の渡りの時期は、識別難易度が高いです。




見慣れたチドリも見つけました。

メダイチドリです。

計3羽が、浅瀬で走り回っていました。

 

 



砂地を真剣な眼差しで見つめています。

緩急をつけながら、動いていました。

 




何かを掘り出し、摘み上げます。

イトミミズ?

ゴカイ?

嬉しそうに次から次へと飲み込みます。


 



どれも、大きな獲物ではありません。

大きさよりも数でお腹を満たしていました。

おかげで、撮影のチャンスは多かったです。


この日以降も、暫く見かけました。

渡りのための栄養補給は大切です。