9月上旬、朝の事です。
シギチを探しに、海へ向かいました。
駐車場の傍の植え込みに、鳥を見つけます。
ハクセキレイでした。
器用に、低木の幹を足場にします。
ハクセキレイをカメラで追っていると…
スズメ幼鳥もフレームに入りました。
カワラヒワと共に、よく目にする面々です。
季節を問わず、楽しませてくれました。
海岸を歩きます。
うっかり、ササゴイを飛ばしました。
低木の死角に潜んでいたようです。
この後ろ姿が、今季の最後かもしれません。
遠くにカワセミも見つけました。
よく見かける若鳥♂です。
立入れない場所なので、遠目に眺めました。
岸壁を歩いていた時です。
赤い物体が視界に入りました。
アカテガニが、足元の隙間に隠れています。
…違和感を覚えました。
普段は直ぐに隠れるため、中々姿を見れません。
動き方も変でした。
よくよく見ると、脚に糸が絡んでいます。
糸による被害者でした。
カニ自体を引っ張ると、脚が千切れそうです。
糸が付着しているゴミから取り除きました。
数分の後、無事に救出します。
一応、脚も全部揃っていました。
挨拶がてらに、指を挟まれましたが…
元気そうに逃げていきました。
絡んでいた糸を確認します。
周囲に複数が落ちていました。
釣り糸かと思いましたが、強度が足りません。
両手で引っ張ると、切れてしまう程度でした。
刺繍糸に似ますが、より細いです。
用途も不明ですが、ゴミには違いありません。
…自分で持ち帰ってほしいものです。