遠い道のり(トウネン) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

9月1日の事です。

秋の渡り鳥を探しに、海に向かいました。


 


前日はチュウシャクシギを見つけます。

期待して散策しましたが…

この日の観察は出来ませんでした。

かわりに、トウネンが群れています。

可視範囲内には、19羽がいました。

3つ程のグループに分かれています。




潮溜まりに居るグループに密着しました。

座して動かずに見守っていると…

1羽が水浴びを始めました。

 



まるで、しずかちゃんの入浴シーンを覗いているのび太のようです。




休息しているトウネンもいます。

砂浜に座り込み、一息ついていました。

目的地までの道のりは、まだまだ遠いです。

しっかりと英気を養ってもらいたいです。

 

 



流木の陰で休むトウネンもいます。

多少の風除けにはなるのでしょうか?

 




1羽のトウネンに注目しました。

背中にV字の白斑があります。

以前に観察したヨロネンに似ていました。

(ヨロネン=ヨーロッパトウネン)

 




ただ、疑い始めると他の個体もそう見えます。

夏羽から換羽の途中なだけかもしれません。


シギチの識別に慣れてきたつもりでしたが…

マイスターへの道のりも遠いようです。