秋の気配とともに(キビタキ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

8月下旬の事です。

台風10号の影響を受けました。

 

週末に研修で福岡に行く予定でしたが…

交通状況を考慮し、キャンセルします。

 

合い間に探鳥を予定していましたが…

残念ですが、仕方がありません。

 

 

 

この日、市内は晴れていました。

秋の気配がする自然公園を散策します。


美味しそうな実を見つけました。

一見すると、和梨です。

大きさは手の平に納まるサイズでした。

 

 

 

よく訪れる場所ですが、初めての発見です。

調べると、ヤマナシ(山梨)でした。

和梨の原生種なのだとか。

 

 

Wikipediaによると…

5年に1度、大豊作を迎えるらしいです。

翌年は不作になるのだとか。

ボソボソしていて、生食には向きません。

茹でたり、果実酒にして食べるそうです。

 

落ちた実には、齧られた痕がありました。

野鳥か野生生物の仕業でしょうか?

 

 

 

綺麗な形のキノコを見つけます。

種類の同定は出来ませんでしたが…

秋に向けて、キノコの発見率も高いです。

 

 

 

 

林の中でキビタキ♀を見つけました。

木と木の間をしきりに飛びます。

暗い場所なので、撮影に苦労しました。

 

 

 

 

公園にはアカメガシワが生えています。

既に実が生り始めているようでした。

メジロやヒヨドリが集まってきます。

キビタキの幼鳥の姿もありました。

 

 

 

 

園内で育った個体でしょうか?

夏、見かけない時期もありました。

南へ渡る途中の個体かもしれません。

 

 

 

 

帰り道、再びキビタキ♀を発見します。

白いアイリングが目を引きました。

 

 

 

 

「…ホイホイッ!」

 

林の中から、特徴的な声がしました。

引き返して、声の主を探します。

尾の短いサンコウチョウを見つけました。

残念ながら、枝が邪魔で撮影は出来ません。

双眼鏡で眺めていました。


 

平地でも、秋の渡りが始まっています。