8月中旬の事でした。
朝、出勤前に市内の自然公園に向かいます。
この日は野鳥観察以外の目的がありました。
小川で、セグロセキレイを見つけます。
滑らかな川床が涼し気でした。
歩くたび、小さな波紋がたちます。
画像で見返して、気付きました。
林の中を進むと、鳴き声がします。
オオルリのような、キビタキのような…
目立つ場所に出て来てくれました。
パッと見、オオルリ♀だと感じますが…
後に聴こえた鳴き声が、キビタキでした。
恐らくはキビタキ♂の幼鳥なのでしょう。
この時期、いつも以上に識別が難しいです。
暑さが増す林の中を更に進むと…
カラ類の混群に出逢いました。
シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ…
様々な小鳥のオンパレードです。
ゆっくり撮れたのはコゲラだけでした。
園内の樹液ポイントを見回ります。
8月に入り、昆虫が少なくなりました。
暑さが原因か、カラスなどの影響か…
ようやく、カブトムシ♂を見つけます。
1匹が、葉の陰に隠れていました。
普段は観察だけです。
ただ、この日はお持ち帰りしました。
職場の同僚に頼まれていたからです。
子供と一緒に飼育したいとの事でした。
親子で採集する事を提案しましたが…
お子さんは「暑いのは嫌」なのだとか。
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結局、野鳥観察のついでに私が採集しました。
因みに、昆虫採集禁止の場所ではないです。
2日間でカブトとコクワを♂♀1組ずつ。
都合良くペアで捕まえる事が出来ました。
ついでにカブクワの図鑑もプレゼントします。
私の子供が小さい頃に購入したものでした。
既に、我が家での役割を終えています。
本棚に眠っていたのを引っ張り出しました。
大事に飼育してくれるそうです。