寂しさと慰め(ササゴイ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

8月4日、いつもの海岸を散策しました。

目的は渡りのシギチです。

結果から申し上げると…

とても寂しい鳥見となりました。

丁度、満ち潮だったのが原因です。

 

 

 

いつものササゴイが慰めになりました。

普段よりも岸に近い場所に移動します。

異なる背景を期待し、回り込んでみました。

 

 

 

 

途中の芝生に、羽根が散らかっています。

何かが襲われたのでしょう。

 

 

 

 

周囲を捜索してみました。

少し離れた所に鳥の死骸を見つけます。

かなりミイラ化していました。

 

大きさと羽根から、被害者を推測します。

ムクドリに違いありません。

この場所では、よく見かける種です。

 

 

 

心の中で合掌し、ササゴイを探しました。

無事、草間から見つけます。

胸まで伸びた雑草がブラインドになりました。

 

 

 

 

何やら上空を気にしています。

ツバメやウミネコが飛んでいました。

たまに、カラスやミサゴも見かけます。

ササゴイが警戒するのはどの鳥でしょう?

 

 

 

 

遠くから、嗄れた声が聴こえました。

1羽のアオサギが舞い降ります。

のっそり…、のっそり…

水に浸かりながら動いていました。

 

 



天気の良い日は、シギ類を探しに行きます。

この日はサギ類が中心でした。


例年、秋の渡りはこれからが本番のはずです。

こまめに通い続けています。




【観察できたシギチ】(順不同)


イソシギ 1