散策の楽しみ、散策後の楽しみ(シロチドリ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

8月2日の事です。

朝、市内の海岸を散策しました。

 

 

夏休みに入っているからでしょう。

海辺には、早朝から海水浴客の姿が。

普段よりも釣り人も多い気がします。

 

 

 

先日見つけたソリハシシギを見つけました。

2羽が波打ち際を走っています。

ですが、早々に飛ばれてしまいました。

 

念のため、双眼鏡で全体を見渡します。

不用意に飛ばしてしまわないためでした。

羽の色が、砂浜に同化した鳥を見つけます。

ムナグロの幼鳥でした。

 

 

 

最初、海水域を好むダイゼンかと思いました。

しかし、体上面には黄色味があります。

ムナグロと判別しました。

更に観察を続けますが、足早に移動します。

いつの間にか見失ってしまいました。

やはり保護色は侮れません。

 

 

 

いつものトウネンも見つけました。

同種で仲良く採餌しています。

 

 

 

 

草地に潜むシロチドリを見つけました。

時折、短く鋭く鳴いています。

 

 

 

 

抱卵や育雛は終えているはずでしたが…

目の前を、一定距離を保って歩きます。

鳴き声を出し続け、注意を引いていました。

 

 

 

擬傷行動はありません。

ただ、逃げているだけだったのかも。

刺激しないよう、進行方向を変えました。

 

 

 

別方向にヒバリを見つけます。

草地から飛び出し、近くに着陸しました。

まだ動きがぎこちない個体です。

若鳥なのかもししれません。

眼の周囲の淡い部分が印象的でした。

 

 

 

 

カワラヒワも見つけます。

大部分の芝生は刈られてしまいました。

花火大会の影響です。

隙間に生える雑草の種を啄んでいました。

黄色が綺麗な小鳥です。

 

 

 

 

波も風も穏やかな朝でした。

絶好の海水浴日和です。

…熱中症警戒アラートが無ければですが。



最近、頻繁に防災無線で注意喚起されます。

脱水症で救急搬送される方が増加したとか。

外出後は、体を冷やす事にしています。

エアコンの効いた部屋で寛ぐのも良いですが…

休日は、水風呂に浸かりながら読書をする。

密かなマイブームです。


 

 

【観察できたシギチ】(順不同)

 

ソリハシシギ 2

ムナグロ 1

トウネン 2

シロチドリ 4