春の海と(シロチドリ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

3月中旬の事です。

朝、地元の海岸を散策しました。

 

 

春に渡ってくるシギチを探してみます。

例年に比べて、早かったかもしれませんが…

探してみなければ分かりません。


 


春の海は、暖かさを増していました。

暫く前からヒバリが囀り始めています。

期待した旅鳥には会えませんでしたが…

1羽だけ、留鳥を見つけました。

シロチドリです。

 

 

 

 

波打ち際で過ごしていました。

傍にはもう1羽、別の鳥がいます。

イソヒヨドリ♂でした。

陽の当たり方は残念ですが、波が綺麗です。

 

 

 

 

イソヒヨドリは早々に飛び去りました。

後に残ったのはシロチドリだけです。

しばらく、その姿をカメラで追いました。

砂地に落ちた影が長く伸びます。

 

 

 

 

たった3分で影が短くなりました。

砂浜の傾斜もあるのでしょうが…

陽の傾きの変化は早いと感じます。

 

 

 

 

帰り道にヒバリを見つけます。

虎縞のロープに止まっていました。

地上や上空でしきりに囀っています。

今年も数羽が行き交っていました。

 

 

 

 

近付いてくるヒバリもいます。

10m位まで近寄ってきました。

正面からだと、丸まって見えます。

 

 

 

 

今年も、そろそろ営巣する時期です。

毎年、海岸の砂地に巣を作っていました。

たくさんの雛が巣立つ事に期待します。