シンガポール探鳥記③(ミドリカラスモドキ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

3月上旬、シンガポールを旅行しました。

チャンギ・ボードウォークの散策を終えます。

気が付くと、2時間が過ぎていました。

 

 

 

ホテルに戻ると、家族が朝食中です。

この日の予定について話し合いました。

 

「私達はゆっくり観光するから、お好きにどうぞ」

 

再び自由時間を確保します。

待ち合わせ場所を決め、単独行動を続けました。

ホテルにタクシーを手配してもらいます。

次の探鳥地、パシール・リス公園に向かいました。

 

 

 

シンガポール北東部、海沿いにある公園です。

広大な敷地には、多くの野鳥が生息します。

運が良ければ、フクロウにも会えるそうです。

密かに期待していましたが…

 

 

 

平日のためか、混み合ってはいません。

中学生くらいの団体が課外活動をしていました。

他には、ベンチや日陰で寛ぐ人々を見かけます。

 

 

 

開けた場所で、黒い鳥の群れを見つけました。

外来種のジャワハッカ(Javan Myna)です。

 

 

 

この鳥は、街の至る所でみかけました。

海辺でも、公園でも、繁華街でも。

深夜、市街地の街路樹で騒ぐのも耳にします。

そのためか、初日以降は撮る事が減りました。

数が多すぎです。

 

 

 

園路を散策中、眼前に鳥が舞い降りました。

サングラスをしているような野鳥です。

メグロヒヨドリでした。

(Yellow-vented Bulbul)

虫を捕えて、何度も咥え直しています。

 

 

 

 

和名は目の周囲の黒色部に因るのでしょう。

臀部が黄色いのが英名の由来だと思います。

この鳥も数が多く、よく見かけました。

 

 

 

 

小さな池に立ち寄った時の事です。

頭部の赤い鳥が飛んで来ました。

木の幹を登る姿が、キツツキのそれです。

ズアカミユビゲラ♂でした。

(Common Flameback)

 

 

 

図鑑を見て、一目見たいと思っていた鳥です。

幸運にも、初日に出会う事が出来ました。

不幸にも、初日以外は出会えませんでした。

ピンボケでしか撮れなかったのが残念です。

 

 

 

初日しか見かけなかった野鳥は他にもいました。

体が黒っぽく、目の赤い鳥です。

木立の中に数羽が群れていました。

ミドリカラスモドキです。

(Asian Glossy Starling)

 

 

 

 

よく見ると濃い青緑色の美しい鳥でした。

名前の通り、カラスではありません。

ムクドリの仲間なのだそうです。

この鳥も初見の野鳥でした。

ただ、間近で見ると赤い目が怖かったです。

 

 

 

 

🥫  🥫  🥫  🍹  🥫

 
 
 
~旅行の小話③~
 
 
 
日本ではお馴染みの自販機の話です。
もちろん、シンガポールにもありました。
意外だったのが自販機の販売元です。
自販機の大半が『ポッカサッポロ』でした。
 

 

 

 

しかも、面白い事に日本語がそのままです。

「販売中」のランプもそのままでした。

お釣りの硬貨の有無のランプも灯るのかも…

使える硬貨は10¢~1$と海外仕様でした。

 

 
 
日本と違うのはクレジットカードが使える事です。
私はカードをスライドして使用しましたが…
よく見ると、タッチも出来たようでした。
上の画像では、左下にその一部が写っています。
日本では交通系電子マネーの読取の位置でした。
紙幣(最低額は2$)は使用不可のようです。
 
 
海外では、こうした発見も楽しみの1つです。