鳴き合う(モズ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

2月中旬の事です。

市内の公園に鳥見に行きました。

 

 

大きな池のある公園です。

オオハクチョウが30羽ほど居ました。

毎年、数羽だけ見る事がありますが…

こんなに多いのは初めです。

順次、曇り空へ飛び上がっていきました。

観察位置が悪いため、撮影は断念します。

 

 

 

池にはカルガモやマガモも居ました。

いつも滞在している常連です。

他にカモを探しますが、見当たりません。

白鳥以外に変化の少ない日でした。

 

 

 

公園内を一周する事にします。

山林になら、何かしらの野鳥が居るはず。。。

しかし、残念ながら積雪で立入禁止です。

運の無い日のようでした。

 

 

野原や湿地や林の辺縁を探します。

見つけたのは2羽のハシボソガラスだけでした。

愛嬌たっぷり、近くまで寄って来てくれます。

仲良く、鳴き合いながら飛び去りました。

 

 

 

諦めて帰ろうとした時の事です。

入り口付近でモズ♂を見つけました。

枯れ木にとまり、周囲を見渡しています。

 

 

 

「ギチギチギチギチ…」

離れた場所から、鳴き声が聴こえました。

別のモズが鳴き始めたようです。

モズ♂はそちらを気にしているようでした。

 

 

 

離れた所のモズも♂のようです。

縄張り争いに発展するのかも…

様子を見守っていると、睨まれました。

 

 

 

動きが無いので、帰る事にします。

背中越しに、鳴き合うのが聴こえました。

もうすぐ春です。

パートナーを探しているのかもしれません。